「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、住み慣れたエリアで未改装の物件を購入し、フルリノベで『やりたいことを全部実現した』ご夫婦の住まいを訪ねました。
《プロフィール》
名前:S.Mさん(ご主人) / A.Mさん(奥さま)
年齢:30代前半 / 30代前半
職業:会社代表 / 事務
趣味:観葉植物、コーヒー / カフェ巡り、紅茶
《この住まいについて》
場所:大田区
間取り:2LDK+WIC
面積:73.9㎡
築年数:築33年(取材時)
追加リノベ:フルリノベ
支払額(以前と比べて):広さは1.8倍くらいになり、支払額は3万円ほどアップ
家を探し始めたきっかけ: 賃貸住宅の更新
家探し期間:約5ヶ月
内見数:15軒
Q1:以前の住まいは?
S.Mさん: 以前は賃貸マンションに住んでいました。購入のきっかけは契約更新が迫ってきたからですが、僕は “賃貸もあり” 派で、当初は購入するかどうかは気持ち半分という感じでした。
A.Mさん:前の家に大きな不満があったわけではなくて、確かカウカモのセミナーに参加して、賃貸、新築、中古それぞれのメリットとデメリットについて聞いて、気持ちが動いたんだと思います。
S.Mさん:築20年くらいの中古物件を買えば新築よりも価値の下落を抑えられる、という話は刺さりましたね。僕たちはこだわりが強いほうなので、未改装の中古マンションを買って、フルリノベーションをするやり方が合っているっていう結論に至りました。
Q2:この街《大田区》にした理由は?
A.Mさん:私は一人暮らしの時から、ここの隣町で暮らしていたんです。通勤の便を考えて選んだ立地でしたが、両親も『この街、いいね』って言ってくれて。結婚前から主人もこの界隈にはよく遊びに来ていて、慣れ親しんだエリアだったんです。
S.Mさん:物件を探す時は、会社へのアクセスと街の雰囲気を重視して、東急池上線か多摩川線の沿線を範囲にしていました。でも、なんだかんだで結局は馴染み深い街のちょっと南に住むことになりましたね。
A.Mさん:ここは下町具合がちょうどいいんです。買い物には不便しないし、高級すぎず、田舎すぎない雰囲気が私たちに合っていると思っています。
Q3:この家にした理由は?
S.Mさん:実は、この住戸を内見する前にも、同じマンション内にある別の物件を見に来ていたんです。最初に見た住戸は中層階なので眺望はほどほどでしたが、高層階にあるこの住戸はバルコニーからの景色がすごく開けてて『え、いいじゃん!』って。
A.Mさん:引っ越してきた翌日くらいにバルコニーの前に椅子を並べて、『あー、いい景色だな』っていいながらパンを食べてましたから(笑)。それに販売価格も住戸の形も、フルリノベーションで実現したいことが叶えられそうでした。
S.Mさん:リノベでは、絶対にリビングを広くしたいと思っていました。あとはキッチンにカフェの厨房のようなスペースと、自転車を置ける広い土間が欲しかったですね。
A.Mさん:私は収納がたくさん欲しかったですね。特にキッチンは吊戸棚ではなく横幅の広い棚を造作したので、広々としているし食器も取り出しやすくて使いやすいです。
Q4:《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した?
S.Mさん:僕らは最初からリノベーションありきでした。新築の家は自分たちの好きな雰囲気を反映できないので、あまり魅力を感じなくて……。注文住宅だったら可能かもしれませんが、予算面で現実的ではありませんでした。
Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
S.Mさん:物件探しをする中で僕がいちばん引っかかったのは、不動産取引にいろんな人の思惑を感じた点です。ある物件が候補に上がって内見を申し込んだら、売り主さんにいろんな口実で先延ばしにされて、いつの間にか申し込みが入っちゃったことがあって。
仕事が忙しいタイミングにそんな事があると大変なので、やはり余裕を持って探した方がいい巡り会いがあると思いました。
Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?
S.Mさん:いろいろと手伝っていただけたのがよかったです。自分たちの力だけだと絶対この住まいは形にはなっていませんでしたから。
特に、最初にカウカモセミナーに参加して、話を聞いたのがいいきっかけになりました。僕たちみたいにこだわりが強い人だけでなく、まだ購入するかどうか迷っている人も参加してみるといいと思います。
Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?
S.Mさん:お気に入りは、斜めにタイルとフローリングを張り分けたLDKの床です! 廊下の位置に合わせてフローリングを貼ってしまうと、タイルとの境界がダイニングテーブルをまたいでしまうので、ラインを斜めにしました。
リノベの際はエージェントの佐藤さんも一緒になって考えてくれて、境界部分に真鍮の縁取りを設けたのは佐藤さんのアイデアです。
A.Mさん:私は、カフェスペースの壁面タイルですね。このスペースをとにかく可愛くしたくて選んだものなので、めちゃくちゃ気に入っています。友達とテレビ通話をする時は、絶対このタイルを背景にしています(笑)
タイル選び以外では、動線設計も上手くいったなと思っています。朝、寝室から出て洗面所に行き、キッチンでお茶をコップに注いで…… みたいな日常生活の流れをスムーズにできることを、ここに引っ越した後にすごく実感しました。
収納もとにかくたくさん造って、生活感が表から見えにくいのもよかった点です。どこに何を入れるかまで想定して計画したので、引っ越し後の片付けもすごく早く済みました。
Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!
A.Mさん:「譲れない条件」は、明確であればあるほどいいと思います。私達はハッキリしていたので、リノベをする際も概ね計画通りにできたと思います。家の購入に関しても、譲れない条件がはっきりしていれば新築か中古か、リノベ済みかフルリノベかの選択を的確にできるんじゃないでしょうか。
S.Mさん:ただ、フルリノベは間違いなく大変な労力がいるので、実行する時は覚悟をしておいたほうがいいと思います(笑)。心が折れちゃいそうな場合は、リノベ済みの物件を買ったほうがいいと思います。
でも、僕たちはスケジュールに追われながらも、やりたかったことを全部実現できたので、とっても満足しています。
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担当エージェント:佐藤 稜亮 / 撮影・取材:沢崎 友希 / 編集:中山 宇宴