【12:00】お礼参り!
しっとりした時が過ごせる西荻窪「松庵文庫」へ

(長澤の自宅記事はコチラからどうぞ!)

次は有坂さんも一緒に、お隣の西荻窪に降り立ちました。

あまり特徴のない地味な街? と思われがちですが、個人経営のおしゃれでこだわりのあるお店が多く、実はかなり魅力的な街なんです。地元住民だけでなく遠方から足を運んで来る人もチラホラ。

駅前の商店街を抜けた静かな住宅街に佇むブックカフェ&ギャラリー「松庵文庫」。築80年とも言われる古民家を改装した、ひときわ目を惹く風貌ではありますが、異質な感じはなくこの静かな風景に溶け込んでいます。

実はcowcamo magazineの「街の先輩に聞く!」で取材させて頂いてます。詳しくはこちらで。

もともとは音楽家のご夫婦が暮らしていたのですが、この家と庭の見事なつつじの木を守るために、いまのオーナー様が引き継ぐことを決意したそうです。そのストーリーが松庵文庫をより魅力的にして、多くの人が集う場になっているんでしょうね。

1階はショップとカフェスペースに分かれています。新しい建物には出せない味があり、ゆったりとした時間が流れています。当時は壁の中に隠れていたと思われる柱の表情がたまらないですね。

中庭のつつじの木は見た瞬間に「でかっ!」と声が漏れてしまったほど立派です。春には満開の花を咲かせるそう。この日は寒かったのですが陽がさんさんと降り注ぎ、猫が縁側で気持ち良さそうに日向ぼっこしていました。(起こしちゃってごめんなさい)
 


【13:00】酒と映画と男と女
〜昼に飲むなら西荻で〜

「昼飲み」。それは最高に甘美な響き・・・ “忘年会=夜にやる会” というステレオタイプに囚われず、昼からアルコールに溺れたい。なんなら朝からどっぷり溺れたい・・・そんな邪な想いが編集部1日忘年会のきっかけでもありました。

ここだけの話、実はカウカモ編集部、お酒好きが多いんです

ということで、松庵文庫でしっとりとした時間を過ごした後に一行が向かったのは、戦後闇市の雰囲気が残る南口の居酒屋「戎(えびす)」。ザ・大衆居酒屋に飛び込んだ編集部を待っていたのはお酒と映画トーク、そして男と女の泪? なひとときでした・・・西荻の後半はカウカモ編集部きっての西荻ラバーdaichanがお送りします。

居酒屋までの空腹を我慢できないdaisakuさん。人気のおもちやさん「越後鶴屋」で苺大福をパクり!そしてこの表情です。「ウマっ」!

北口にあるイタリアン「ゴローゾテツ」を覗き見てシェフに手を振る。

筆者が就職までの半年間、毎日のようにアルバイト兼サクラ要員を勤めた思い出のお店です。店内は盛況!いまや人気店になりました。ナスが美味しいプッタネスカがオススメ!西荻は小さい街ながら飲食店の選択肢が本当に幅広く、食の密度が濃いのがいいんですよね。

まだ13時だというのにアルコ―ルが欲しくなってうずうずしている編集部一同。オープンを今か今かと待ちきれない様子(初めて戎で開店待ちしました)。

まずは乾杯から! ゲストの有坂さんもそのまま参加です。馴染みっぷりね。

「戎」の名物イワシコロッケ! コロッケをイワシで包んだシンプルな一品ですが、タルタルソースとの組み合わせが絶妙です。売り切れ御免の看板メニューなので、ご注文はお早めに。

編集部内で先日熱い言い争い(兄弟喧嘩)があったふたりが仲直りの友情一気。そこに泪はなく、それを囲むみんなも笑顔。忘年ですしね。

反対側のカメラマン(筆者)も笑顔が隠し切れない。忘年ですしね。

編集部員の他愛もない話に笑顔の有坂さん。伊勢谷が覗いているのは、有坂さんが出会った人に好きな映画を書いてもらっているというノート。

編集部メンバーと映画トークに花を咲かせた後、有坂さんから最終的に出た言葉は「本当にみんな仲いいよね」でした(笑)。好きな映画の話や思い出話ってどこでも盛り上がりますよね~。

有坂さんとはここでお別れです(顔が赤い)。今年一年本当にありがとうございました!また来年、ワクワクする企画でお会いしましょう。

予定を大幅にオーバーして昼飲みを満喫した後は、となり街「荻窪」へ。ちなみに体への負担を考えると昼飲みは晩酌よりいいそうです。夜も飲んじゃうんだけどね・・・。編集部の午後はまだまだ続く。