ゆったりとした時間が流れる
“瀬田エリア” を散策
そうしてやってきたのは、「ガーデンハウス」の北側に位置する高台。周辺には、昭和の時代に建てられた実業家の別邸や、財閥一族が所有していた洋館が今でも大切に保存されています。一般の方が利用できる公開緑地もありますよ。
世田谷区は意外にも畑が多く、「せたがやそだち」というブランドでさまざまな農作物が生産・販売されているそう。畑の隣には野菜の無人販売所があり、スーパーまで行かずとも採れたて野菜を購入できるんですって。
丘の上に歴史あり
“瀬田エリア” から、さらに “岡本エリア” の方へ歩みを進めると……
徐々に西洋風の戸建てが多くなってきました。なんだかスケールが違う!
ここを左に曲がると駅の方に戻るけど、どうしよっか?
ん〜、右へ曲がってみましょう!(まだこのエリアが気になる)
するとそこにあったのは……
わぁ、なんかいい雰囲気のマンション見つけちゃった!
「多摩川テラス」……カウカモでご紹介したことは無いかも。ふと運命的な出会いをするのも街歩きの醍醐味ですね♡
あまりにも素敵だったので調べてみると、こちらのマンションは1979年竣工で、建築家・佐藤秀三氏が創業した佐藤秀工務店による “テラスシリーズ” ということが分かりました。このシリーズのなかでも昭和50年代に建てられたマンションは、赤茶色のタイル貼りの外観と、中庭を囲むようにして複数の棟が並んでいるのが特長なんだとか。
長い歴史を感じさせる建物の正体は…… なんと武家屋敷門をそのまま活かしたマンション管理事務所! かつての所有者だった伊木家は、岡山藩池田家の筆頭家老を勤めた名家で、岡山城下に大きなお屋敷があったそう。その門が、千代田区紀尾井町を経てはるばる現在の場所に移築されたというのです。
世田谷区指定有形文化財にもなっていて、第1回「せたがや界隈賞」を受賞してるんだって!
たまたま見つけたマンションでしたが、由緒ある建物だということを知り、より一層 “岡本エリア” の魅力に引き込まれた二人でした。
多摩川のほとりに建つ
レトロなマンション
1977年に竣工した総戸数27戸のマンションだよ。洋風な外観がレトロで可愛いよね〜♡ それなりに築年数は経ってるけど、2017年に大規模修繕工事を行ってきれいになったんだ。そうそう、ここもペットと一緒に暮らせるよ!
多摩川がすぐ近くにあるので、愛犬とのお散歩もしやすいですね!
このマンションは建物のレトロさも魅力だけど、駅から徒歩3分という立地もポイント。目の前の多摩川沿いには「兵庫島公園」、その先には運動広場や「多摩川二子橋公園」もあって、すぐ行ける距離なのがいいよね。
商業エリアと自然スポットがどちらも歩いて行ける距離にあるのは、二子玉川ならではの便利で楽しい特長ですよね。
裏路地のおしゃれエリア
「柳小路」を散策
このお店気になってたんだよね。プライベートで引っ越す予定があるから、インテリアや家具を新調したくて。「Re:CENO」のセレクトは、カウカモのお客さまの雰囲気にも合いそう! コーディネートされた家具が並んでいると、実際に住むイメージがつきやすいよね。
たしかに、取材に行った物件に家具がディスプレイされていると、部屋の広さがリアルにイメージできるし、家具のレイアウトを考える時の参考にもなります。
さて、そろそろお腹が空いてきたし、近くでランチでもしましょっか!
ニコタマはペットと一緒に食事ができるお店が多いのも魅力なんだよね。多摩川沿いや緑道をお散歩して、テラス席で一緒にランチできる環境って素敵だなーって思う。
お昼時ということもあり、いつの間にかテラス席はペット連れのお客さまで満席に。ソーシャルディスタンスは取れていますが、ペット達はそれぞれに交流を楽しんでる様子が微笑ましかったです。