フルーティーなアイスコーヒーに感激

お店に入ると、まずどーんとそびえるのが真っ赤で可愛い焙煎機。香ばしい匂いがたまりません。豆も買えます。比較的浅煎りが多いラインナップです。

線路沿いにある「ONIBUS COFFEE」、見落としてしまいそうな小さなお店ですが、私に新たなコーヒーの美味しさを気付かせてくれた、特別なお店でもあります・・・!

コーヒーが大好きなのですが、アイスコーヒーはあまり飲みません。後味のよさがアイスにすると消えてしまうように思ってたのですが、ここの水出しアイスコーヒーは違うのです。すきっとした酸味がなんとも爽やかで、味が引き締まっているのです。そういえばコーヒーってフルーツやったわー! ってことを思い出させてくれます。

コーヒー農園に視察に行くことや、新鮮な豆を仕入れること、クオリティーの高い豆だからこそ表現できる酸味だそうです。

フルーツジュースのように、暑い日にごくごく飲むのにとってもおすすめです。

ちなみにお店の名前の「ONIBUS」はポルトガル語で公共バスという意味で、全ての人のためにという思いが込められているそうです。ステキですね。

『ONIBUS COFFEE (オニバスコーヒー)』
http://onibuscoffee.com/top.html
住所/東京都世田谷区奥沢5-1-4
電話/03-6321-3283
営業時間/9:00〜19:00
定休日/火曜日

こころの洗濯に、定期的に訪れたい街のオアシス

熊野神社は、自由が丘の氏神様と呼ばれ、約800年も前からここにいらっしゃるとか。境内には自由が丘の名付け親と言われる栗山久次郎の銅像もあるよ。

「自由が丘森林化計画」なるものがあるらしく、元々街全体が木々と花で縁取られているのですが、それでも真ん中にポッカリと穴が開いたような静けさの、この「熊野神社」の森は格別です・・・!

参道は、木々に囲まれるように長く伸びています。拝殿に向かうにつれて小高くなっていくので、風のある日はそこから吹き下ろされる風がとても気持ちいい。汗がひいていきます。

風にたなびく御幣、手水舎の水音。わー・・・心が静まっていくのが分かる。これは間違いなく癒しのパワースポットですね・・・。ついつい木々に囲まれた広い場所と言えば公園を思い浮かべますが、神社の荘厳な雰囲気は、心を落ち着けてくれますね。

家にひとりでいるのも確かに落ち着くけど、パワーをもらいながら自分をリセットできる場所を持っておく事って、実はとても大事かも。

マルシェや手作り市が開催されることもあるらしい、地元に愛される熊野神社。

お守りがやたら可愛かったです。

『熊野神社』
http://www.kumano-jinja.or.jp/index.html
住所/東京都目黒区自由が丘1-24-12

その数150種類!
新しい味に出会ってみたいスパイス専門店

お好みのスパイスを注文したら、その場で調合してもらうこともできるし、初心者の方には、レシピの付いた調合済スパイスもちゃんと用意されています。

かなり刺激的なお店を発見いたしました・・・! 熊野神社の真ん前にある、スパイスの専門店「香辛堂」。お店に入った瞬間、なんとも言えないスパイシーな香りに包まれます。見たことも聞いたこともないような、たくさんの小瓶に入った色とりどりのスパイス達。単品と、ブレンドされたものと合わせて150種類ほどあるそうです。これはすごい!

気になるのが、瓶にすでにスパイスが入っており、そこにお好きなワインを入れて自家製サングリアが作れるという「自由が丘サングリア」。入荷してもすぐに売り切れちゃう人気商品だそうです。

スパイスといえばタンドリーチキンでしょ! 夏には敢えて辛いモノを! ということで、味見して気に入ったものを買ってみました。少量からお願いできるので、まずはチャレンジです。

今日は料理する気なんてまったくなかったのに、ひとつの出会いで今日の予定が変わるのはちょっと楽しい。

街との出会いによって小さな刺激を受けながら生活できるのって理想的です。

自由が丘は小さな専門店が多いので、新しい世界を見せてくれるマニアックお店が、まだまだ眠っている気がする・・・!

『香辛堂』
http://koushindo.net/
住所/東京都目黒区自由が丘1-25-20
電話/03-3725-5454
営業時間/11:00〜19:00
定休日/水曜日,第4木曜日(不定休あり)