「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。

今回は、住み慣れた東急池上線沿線に “リノベの箱” になる未改装物件を購入し、工事で生まれ変わらせたご家族のお住まいを訪ねました。


《プロフィール》
名前:Nさん(ご主人)/Aさん(奥さま)/Sくん
年齢:ともに30代/1歳
職業:会社員(広告代理店)/会社員(食品会社)
趣味:野球観戦(ご主人は巨人ファン、奥さまは阪神ファン)

《この住まいについて》
場所:東急池上線 長原駅
間取り:2LDK+S
面積:75.8㎡
築年数:築15年3ヶ月
追加リノベ:リビングを中心にほぼ全面
支払い額(以前と比べて):広さは2倍くらいになって、居住費は約3万円アップ

家を探し始めたきっかけ:子どもが生まれて手狭になったため
家探し期間: 約半年
内見数:4軒

Q1:以前の住まいは?

Nさん:ここから2駅となりの賃貸に住んでいました。ふたり暮らしのときは全然狭さを感じなかったんですけど、子どもが生まれると急にモノが増えて、手狭になりました。

以前は会社の家賃補助を利用していたんですが、居住費を抑えてそのまま住み続けるよりも、少し負担が増えても広い家に住んだほうが子育てがしやすいと思って、保育園の入園前に急いで家を探し始めました。 

Q2:この街《長原》にした理由は?

Nさん:僕は大学を卒業してからずっと戸越銀座に住んでいて、妻は西小山と、 池上線に近い場所で暮らしてきました。 お互いに池上線沿線の街の雰囲気が好きだったので、このエリアを中心に物件を探すことにしました。 

Aさん:品川区や目黒区でも探していたんですが、金額面や広さを考えると、あまり候補になる物件は出てこなかったですね。自分たちでリノベをすることが前提だったので、好きなようにリノベができる予算を残すために金額はシビアでした。結果的に、大田区のほうが選択肢が豊富でした。 

Nさん:長原はふたりとも通勤にも便利で、活気のある商店街もあって暮らしやすいので気に入っています。 

Q3:この家にした理由は?

Nさん:カウカモさんに相談をしに行ったときに、物件の選び方をレクチャーしていただいて。希望条件や判断基準がガチっと決まったら、その後はもうひたすら、リノベしやすそうな物件を探してました。 

ここは、元々の間取りがシンプルだったのと、リノベ工事の予算を考えても十分にいける価格で、立地も狙っていた池上線沿いだったんです。 

Aさん:それに、マンションが新耐震基準で、程よい築年数なのも理由のひとつです。何軒か築古のマンションを内見したんですが、家の中はリノベで新しくなっていても、共用部や住戸のドアが古いのがちょっと気になりました。 

Q4:《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した?

Nさん:新築、中古、コーポラティブハウスと、はじめはいろんな選択肢があったんです。新築専門の相談カウンターにも行ったんですけど、話を聞いてみると、あまりしっくりとこない部分がありました。それに、新築だと場所も限られてしまうので、選択肢としてなくなりました。 

その後、カウカモのアプリを使ってみたら、僕たちの暮らしのイメージに合っていたので、まずは気になった物件を内見して、相談してみようって。 

Aさん:そこで担当エージェントの吉川さんに初めてお会いして、個別相談であれこれ中古リノベの魅力をレクチャーしていただきました。 

Nさん:中古だったらこんなエリアにこんな物件があるって地図で見せてくれて、新築よりも場所が選べるのも購入するイメージがつきやすかったですね。 

Aさん:説明を聞いて、私の中では『あ、リノベがいい』って気持ちが固まりました。 

Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

Aさん:スケジュールがタイトだったのが大変でしたね。子どもが保育園に入園する3月までに引っ越すことが目標だったので、そこから逆算して工期を調整してもらって。 

Nさん:内装のデザインやトーンについては、ふたりともカウカモのアプリで好きなイメージを事前に共有できていたので、スムーズにいきました。 

Aさん:プランニングの際は、ピンタレストやカウカモでリノベで実現したいことのイメージ写真を集めてリノベ会社さんに送って、そこから予算内に収まらない部分を削っていきました。私が育休中だったので、そのタイミングに一気にやれたのもよかったですね。 

Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?

Aさん:リノベの面白さを教えてもらえたし、エージェントの吉川さんにはいろいろ相談に乗っていただいていたので、理解のあるカウカモさんに仲介をお願いしてよかったなって思います。売買契約もリノベーション会社へのバトンパスもスムーズでした。

Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

Nさん:やっぱりこの本棚と、その裏の小上がりスペースがお気に入りですね。1月からリモートワークになったので、小上がりに設けたワークスペースで仕事をして います。 

こういう風に囲われたスペースがありつつ、リビングも視界が開けていてゆったりとした感じにできたのはよかったですね。 

Aさん:もともと、本と靴をたくさん持っていたので、それを捨てることなくしっかり収納することを考えていました。この本棚の一角でだいぶ多くのものをしまえているので、これから持ち物が増えても対応できると思います。 

Photo:Nさん

Aさん:あと、私はトイレが結構気に入っています。設備は新しいものに入れ替えつつ、トイレの壁紙は派手なものがよかったので、遊び心のある柄を選びました。 

Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!

Nさん:時間に余裕があれば、DIYをしてみることをおすすめします。この家では、ドアやキッチンパネルは既存のものを使うことにしたので、他の部分とイメージが統一できていませんでした。 

そこで、リノベーション会社さんにいろいろアドバイスをいただきながら、自分たちでアイアン調に黒く塗装したんです。予算オーバーで『ムリかも』って思っても、自分たちで工夫をすれば、理想を実現しやすくなるんじゃないかなって思います。 

Nさん:『イメージ通りに仕上がるかな』とか、オーダーリノベならではの不安も多いんですけど、ネットで体験談はたくさん見られるので、そういう情報を参考にして『自分たちにもできる!』って信じてトライしてみるのがいいと思いますよ。 

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