「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、高輪に中古マンションを購入・フルリノベーションをされた50代男性のもとを訪れました。


プロフィール
名前:ビッカ
年齢:50代後半
趣味:自転車 / 登山 / ワイン / マラソン / 将棋 / ズンバ

この住まいについて
場所:高輪
間取り:2LDK
面積:57.89㎡
築年数:築20年(1998年築)
リノベ:フルリノベーション
支払い額(以前の住まいと比べて):変わらず / 広さも同じくらい

家を探し始めたきっかけ:社宅住まいだったので、定年を見据えて探し始めた

家探し期間:4〜5ヶ月
内見数:5軒
リノベーション工事期間:約4ヶ月

Q1:以前の住まいは?

丸3年社宅に住んでいたのですが、自分が定年になると出なくてはならず、時間的余裕を持ってそろそろ次に暮らす場所を決めなくてはいけないタイミングでした。

前の家の不満・・・社宅ですから不満だらけでした(笑)。駅が近くて立地はよかったのですが、いわゆる田の字物件で和室がふたつもあってプライバシーがないような間取りでした。

Q2:この街《高輪》にした理由は?

カウカモを見て最初に気になった「HOTEL HOME pt.4」という物件が高輪にあったんです。そこはほかの方に契約が決まってしまったんですが、物件記事を読んで、高輪の静かで高級住宅街のような雰囲気に惹かれて。そこからは、「高輪で暮らしたい!」と高輪一点勝負でした。内装もあの感じで住まいを作りたいなと思いました。

こちらが、その「HOTEL HOME pt.4」と名付けられた物件の内装。

その物件を見るまでは高輪にこだわっていたわけではなく、中野や新宿、以前住んだことのある飯田橋だとか土地勘がある場所で探していました。高輪なんて考えもしなかったです。

Q3:この家に決めた理由は?

立地大きさマンションのアプローチもよかったので気に入りました。超高級というわけではないけれど、高級感・グレード感があります。

あとは、お風呂を重視していたのですが、当初の間取りでは浴室が狭かったんです。立地や物件の広さはちょうどよかったのに、どう見てもお風呂を大きく造れないような間取りだったので、「ちょっと残念」だと思っていました。でもカウカモさんに相談したところ、お風呂の位置を動かせば希望が実現できるということだったので決めました。

Q4:《中古マンションを買ってリノベーションをする》以外の選択肢は検討した?

当初はリノベーションのリの字も理解していなかったので、リノベーション済みの物件を見ていました。完成したもので自分に刺さればいいなと思って。でも「HOTEL HOME」を見てから、もうその世界観を実現させるにはフルリノベーションするしかないということになりました。そこからはリノベーションするとこんな感じという風に案を出して頂いて、マンションを選んでいきました。“リノベーションしやすい物件” が前提でした。

あとは、新築は高輪ではあまり出ないですし、購入後すぐに価値が落ちてしまいます。最近新築マンションが売れなくて建材や設備のグレードを落としているとかも聞きますし、それなら自分の好きなように作った方がいいということに気がつきました!

Q5:内装はどうやって決めていったの?

まずは、影響を受けた「HOTEL HOME」の間取りを参考にしました。真似しながら、自分のライフスタイルに合わせてリビングをあえて作らなかったり。あちらは木材をたくさん使ったナチュラルな感じだったのですが、私は白黒でステンレスのイメージがよかったので、参考にしながらも、より自分の好きなイメージで選んでいきました。

キッチンメーカーのショールームには11社行ったんですよ。あれこれ見た結果、いいなと思うものがどれもステンレス素材だったので、これしかないな! と思って選びました。キッチンが決まったので、周りもそれに合わせていって。本当は水栓も黒にしたかったのですが、高くてやめました(笑)。キッチンのテーブルは収納スペースと足を入れるスペースの取り合いで、間の仕切りを極力薄くしていただきました。ミリ単位の調整でしたね。

カーペットもこだわりです。私はスリッパが嫌いで、裸足でも柔らかくて暖かいのがよかったんです。それに、高級マンションは基本的にカーペット敷きですよね。掃除はロボットが毎日1時間くらいで全部やってくれます。

あとは、広く見えるようにキッチンと寝室との境にガラスを使ってもらったことと、スッキリ見せて高級感を出すために、扉は全て天井から造ってもらっています。カーテンじゃなくて縦型のブラインドにしたのもこだわりです。壁は、壁紙を貼るのではなくて塗ってもらいました。塗装の方が風合いもよくなるのではないかなと思ったので。下地がしっかりしていないと綺麗にならないので、結構大変でしたけれどね。

本当に施工会社のおふたりの構想力が素晴らしくて! びっくりしました。キッチンの壁のタイルや、書斎のタイルカーペットなど、色々と勉強させてもらいました。玄関の壁のタイルも、玄関の床と統一するというアイディアをいただきました。

Q6:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

わからないことはすぐにカウカモさんに連絡していたので、この物件に関しては、特に気になった部分はなかったです。フルリノベーションができる物件なのかという部分が重要だったので、そこはあらかじめしっかりと見ていただきました。

実は、マンションを購入したことはあったんですが、リノベーションは初めてで。今回フルリノベーションの楽しさを知ってしまって、新築物件を買うより絶対いいなと思いました! 新築物件だと必ずどこか気にいらない部分が出てくると思うのですが、フルリノベーションなら妥協を全くせずに作れるじゃないですか。

人によると思いますが、私は色々と自分で決めていくのが好きなんです。ショールームを11軒回るのも苦ではなかったですし(笑)。

Q7:カウカモで家を買ってみてどうだった?

カウカモに出会わなかったらこんな物件は実現できなかったので、僕はもう足を向けて寝られません(笑)。フルリノベーションの楽しみは本当にカウカモさんを通じて知ることができました。施工会社さんもカウカモさんがよく使っている3社の中から、絶対刺さるからオススメです! と、cotoさんをご紹介いただきました。cotoさんはこちらの希望を聞いて、できないことは「ダメです! こっちです!」と判断したり、背中を押してくれましたね。

カウカモさんは、最初にお会いした時から意気投合しました。そういえばあの日は、午前中にハーフマラソンの大会に出てから相談に行ったのでした(笑)。

カウカモさんは、みなさんが比較的若くてフレッシュだからいい感覚だと思います。会社の内装もいいですしね!

Q8:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

お風呂と広い玄関。帰ってきた瞬間がいいです。

今日も、あるブログに、マンションは限られた面積だから玄関のスペースが最終的に犠牲になってしまうようだけれど「やっぱり玄関を広くしないと!」と書かれていて、「そうだ! そうだ!」と納得しながら読んでいました(笑)。

社宅のお風呂が狭かったので、冬でもシャワーで済ませていましたが、今は毎日お湯を張っています。最近は、仕事からも早く帰ってこられるようになったので、いつも30分ぐらい湯船に浸かってるかな。お風呂のライトを落として、ガラスの壁から漏れてくる外の明かりの雰囲気をゆっくり楽しんでいます。

社宅の時からスマートホーム化していて、Amazon EchoとGoogle Homeを入れています。「Alexa、ただいま!」と言って、ライトとテレビを一斉につけたり、職場を出るときに、エアコンをつけたりしています。

これからの楽しみは、色んな人に来てもらうことかな。僕の手料理とワインで楽しんでもらいたいです。僕は料理も好きなんですよ。以前は呼べて2〜3人だったので、これからはもう少し呼べるかな。キッチンも立派になったので。

Q9:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!

そうですね、まずカウカモの皆さんに相談することですね(笑)。でも、僕はやはり物件を先に選ぶのではなくて、どこに住みたいかがまず大事だと思うんです。物件はリノベーションをすればいくらでも直せるけれど、周辺環境はどうしようもできないので、まずそこを決める。そして毎日いい家に帰ってきたと思えるような物件に住むということが大事です。自分としては、タワーマンションより小規模〜中規模のマンションがいいですね。高齢者もいれば子どももいて、色んな世代が住んでいるのがいいんですよ。

フルリノベーションして満足で言うことないです。やり残したことはありません!

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