日々お客さまの家探しをサポートするカウカモエージェントにフィーチャー! 不動産のプロがオススメする、萌える街やマンションって? 実際に街を歩きながら、編集部がインタビューする企画です。


こんにちは。カウカモ編集部の軽部です。

11月上旬のある日、筆者が降り立ったのはみなとみらい線の始発駅「元町・中華街」。

熱心なカウカモマガジンの読者の方なら、もうお気付きでしょうか? これまでは “東京の” 街とマンションを巡ってきた「街とマンションと私」シリーズ。神奈川県に上陸したのは、ネタ切れというわけではなく……(笑)

なんと、2020年12月よりカウカモで物件を検索できるエリアが拡大し、“横浜エリア” が追加されたのです! 名所が多いこちらのエリアの中でも、特に観光客に人気のスポットがぎゅっと集まる “山手・元町エリア” ですが、今回は暮らしの側面にフォーカスしてご紹介します。

ナビゲートしてくれるのは、横浜出身のエージェント。頼もしい!

今日は、彼女ゆかりの場所で待ち合わせているのですが……

??:お疲れさま!

あ、いましたよ〜!

《プロフィール》石川 愛実(いしかわ まなみ)
“まなみん” の愛称で慕われるカウカモエージェント。前職ではブライダルプランナーとして、ひとりひとりのお客さまの想いに寄り添う仕事を経験したのち、「笑顔になれる暮らしを提案したい」とカウカモにジョイン。趣味は旅行。

待ち合わせ場所に指定されたのは、「元町・中華街」駅の近くにある「山手迎賓(げいひん)館」です。実はこちら、石川が前職でよく訪れたという結婚式場。白亜の外観にステンドグラスがよく似合う、厳かなチャペルです。開港の歴史に彩られたこの辺りでは、このように素敵な西洋風の建物をあちこちで見つけることができます。

ところで、今日歩く “山手・元町エリア” って、どんな場所なのでしょうか?

石川:幕末に横浜が開港したあと、環境のいい高台が、日本に訪れた外国人のための居留地として発展したの。その辺り一帯が、今日の街歩きで攻める “山手エリア” だよ。

その後、山手と周辺を結ぶメインストリートでは、外国人に向けて商売を始める人が増えていったんだって。それが今でも駅のまわりに広がる商店街「横浜元町ショッピングストリート」で、“元町エリア” って呼ばれているよ。

横浜元町ショッピングストリートにて、ランチをゲット

「横浜元町ショッピングストリート」には上品な店構えのブティックやレストランなどが軒を連ねており、洗練された空気が漂っています。すれ違う人たちは、お洒落な着こなしのマダムばかり。実際、お買い物客の70~80%は女性なのだとか。

石川:この通りは、ペットにやさしい商店街なんだよ。ワンちゃん同伴OKのカフェが多いし、お散歩中に水分補給をさせてあげられる場所もあるんだって。

へぇ! きっと、愛犬家さんが多いんですね。道路がきれいに舗装されていて、見ているだけで楽しいショーウィンドウも続いているので、お散歩ルートによさそう。

ハイソな商店街ですが、大きなスーパーマーケットや小売店など、日常的に通いたくなるお店もたくさんあります。そのひとつが、老舗ベーカリー「ウチキパン」。

「SINCE 1888」の文字。ガラス越しにズラリと並ぶパンが美味しそう!

石川:「ウチキパン」は、“食パン発祥の店” って言われているパン屋さんなんだよ。横浜には、“◯◯発祥” がたくさんあるんだよね。今では暮らしの中に溶け込んでいる鉄道やクリーニング店、西洋式のホテルとかも、実は横浜が発祥なんだって。

せっかくなので、長丁場になりそうな街歩きの前に、地元で愛されているパンで腹ごしらえしようということに。メニューがたくさんあって目移りしてしまいましたが…… 石川はピロシキとメロンパン、筆者はえびカツサンドと無花果(いちじく)クリームパンをチョイス!

広い場所で食べようと、美しい銀杏並木の下を歩き始めました。「晴れてよかった~。私、晴れ女なんだよね!」と石川。うんうん、パッと花が咲くような笑顔を見ていると、なんだかそんな感じがします。

サクサクと落ち葉を踏みしめながら5分ほど歩くと、「山下公園」にたどり着きました。海に向かってベンチが並んでいて、芝生スペースもあって…… ピクニックにはぴったり! こちらでランチをいただくことにします。

左上・戦前の日本で建造されて、唯一現存する貨客船「日本郵船氷川丸」。船体をつなぎ留める鎖には、水鳥たちが等間隔で仲良く並んでいました。/右上・芝生の上には、レジャーシートを敷いて語らう人たちの姿が。本当に気持ちのいいお天気で、晴れ女に感謝です!/左下・港を眺めながら、メロンパンをモグモグ。/右下・園内にはバラ園が。毎年春から初夏にかけては、満開のバラが美しく咲き誇るのだそう。

石川:「山下公園」は観光に訪れる人たちからすると “夜景がきれいなデートスポット” ってイメージだと思うけど、地元民はお散歩中の休憩に使ったりジョギングコースに選んだりしているよ。ここのバラ園は母が好きで、私も子どものときによく遊びに来たんだ。

素敵な思い出の話を聞きながら、美味しいパンでお腹を満たしていた私たちでしたが……

軽部:わっ!

石川:どうしたの⁉︎

突然の衝撃に顔を上げると、その瞬間まで筆者の手の中にあったパンをくわえて華麗に飛び去るトンビの姿が。あぁ、まだ半分残っていたのに……!

皆さまもこちらでひと休みする際は、空を飛びまわるハンターにご注意くださいね(涙)

気を取り直して、街歩きスタートです!

いざ、山手の丘の上へ

左・起伏に富んだ地形で、坂の多い “山手エリア” 。まずは緩やかな坂をぐんぐん上っていきます。/右上・いい運動を終えたあとには、ご褒美のような絶景が待っていますよ!/右下・可愛い建物も発見。こちらは1967年に、明治100年を記念して建てられたカフェ・レストラン「山手十番館」。さわやかなブルーの外観が印象的です。

「港の見える丘公園」から西に向かって延びるのは、“山手エリア” のメインストリート、山手本通り。この通りにはマンションだけでなく、こだわり抜いて設計されたであろう個人の邸宅も並んでおり、とてもいい雰囲気なのです。

歩きながら、石川にこの街の魅力を聞いてみました。

石川:“山手エリア” には築浅のマンションも多いんだけど、どれも外観のデザインが街の歴史や風景に合わせて考えられているんだよね。新しい建物も古きよき街の雰囲気と調和していて、それがすごく素敵だと思う!

さすが、日々さまざまなマンションを見ているエージェントの視点はひと味違います。最初のお目当てのマンションも、石川が感じるこのエリアの魅力を最大限に発揮しているそう。それでは、先へ進みましょう!

西洋の建築手法をお手本にした
「コルティーレ山手町」

石川:あ、見えてきた。あの建物だよ!

現れたのは、坂の上に緩やかなカーブを描きながら建っている低層マンション。

2004年に竣工した、総戸数224戸の大規模マンション「コルティーレ山手町」。

外観を眺めながら、『新しい建物も古きよき街の雰囲気と調和している』という石川の言葉を思い出して、大きく頷きました。まだまだ若々しいお顔立ちのマンションですが、街の空気に驚くほどスーッと溶け込んでいます。

坂の上に建っている別棟。エントランスは、もちろんオートロック付き。

石川:不思議な雰囲気のマンションだよね。中庭を囲うように棟が並んでいるのは、ヨーロッパ建築の伝統的な手法を取り入れた配置なんだって。エントランスホールにはコンシェルジュさんが勤務していて、住民の方々のプライバシーをしっかりと守っているんだよ。

メイン棟のエントランスは吹き抜け構造で、高い天井が特徴的。たくさんの窓から光を取り入れる明るい空間には、マンションというよりも美術館のような趣がありました。

絵に描きたくなる風景
秘密は公園の多さにアリ?

それにしてもこちらのエリア、歩いているだけで心が落ち着いて癒されます。なんだか、この辺りだけゆったりした時間が流れているような……

イーゼルにキャンバスを立て、風景画を描く人たちの姿も。

石川:この辺りには大きな公園が多くて、緑いっぱいの風景が広がっているんだよね。自然豊かな広場がご近所にたくさんあるのは、お子さまがいらっしゃるファミリーにはうれしい環境だと思うなぁ。

左上・「港の見える丘公園」は、「横浜ベイブリッジ」を望む絶好のビューポイント。/右上・全国初の立体都市公園「アメリカ山公園」は、“元町エリア” と “山手エリア” をエレベーターとエスカレーターで結んでいます。開園時間中は、坂道を回避して「元町・中華街」駅まで行けますよ。/左下・市営プールを併設する「元町公園」。通常、夏季には一般開放されるのだとか。/右下・「山手公園」には、広いテニスコートがあります(ちなみに、こちらは “テニス発祥” の公園)。スポーツが好きなら、たまらない環境ですね。

街歩き中、公園や広場で追いかけっこをして遊ぶ子どもたちの姿を見かけました。車の往来にヒヤヒヤせずにお子さまを遊ばせてあげられるのは、このエリアならではかもしれませんね。

ちょっとレトロな味わい

次の目的地は「メゾン山手」。洗い立てのシャツのような、眩しい純白のマンションです。

左上・雁行した形状やバルコニーの柱がなんともレトロ。/右上・手書きの文字が採用されている館銘板。味わいがあります。/右下・心強いオートロック扉。この先には宅配ボックスもありますよ。/右下・明るい共用ロビーにはテーブルセットが設えてあり、カフェテラスのような雰囲気です。

真っ白な外壁なのに汚れが目立つような所はなく、共用部も日々の清掃でピカピカ。しっかりとした管理体制の下で修繕が積み重ねられていて、いい年の重ね方をしている建物ということがよくわかります。1970年代の竣工ですが、築年数だけで敬遠してしまうのはもったいないですね。

石川:あ、あのお店カワイイ! 入ってみようよ!

石川が指差す方を見ると、マンションのすぐお隣に「ブリキのおもちゃ博物館」という看板を発見。併設のショップ「TOYS CLUB(トイズ クラブ)」は無料で入れるようなので、ちょっとのぞいてみることにしました。

レトロなおもちゃやグッズが、所狭しと並ぶ店内。「ブリキのおもちゃ博物館」には、有名なディズニー映画「トイ・ストーリー」の監督が訪れたことがあるのだとか。あのキャラクターたちのモデルとなったおもちゃもあるそうですよ。

店内を見てまわっていると、「ブリキのおもちゃ博物館」のアイドル犬・ロビーくんがお出迎え。かつて実家で大型犬を飼っていたという石川は、しばしうっとり……♡

石川:お店、出たくない~!

おっと、まだまだ先は長いですよ!(笑)

“名門” が集まる場所

こちらのエリアには公園のほかにも、もうひとつ目立つ施設があります。それは、教育機関。ここで、 “山手エリア” にある有名な私立学校やインターナショナルスクールの一部をご紹介しましょう。

上・「横浜雙葉(ふたば)学園」「横浜共立学園」と肩を並べる “神奈川女子御三家” のひとつ「フェリス女学院」。/左下・「横浜インターナショナルスクール」は、国際バカロレア教育を受けられることで評判の学校。現在は建築家の隈研吾が率いる事務所による設計で新校舎を建築中で、2022年に移転予定だそう。/右下・現存するアジア最古のインターナショナルスクール「サンモール・インターナショナルスクール」。素敵な門構え!

ひゃあ、どれも「名門」の冠が付く学校ばかり…… それぞれの校門の前には警備員さんがいらっしゃって、子どもたちの安心と安全を守っていました。

ちなみに、公立の小学校も負けず劣らず教育に力を入れており、お子さまの入学に合わせて学区内にお引越しをする方もいらっしゃるのだとか。公立・私立・インターナショナルスクールと、豊かな教育の選択肢が豊富なのも、こちらのエリアの特徴です。

山手のメインストリートにある
ふたつのヴィンテージマンション

「フェリス女学院」の正面に見つけたのは、「スチュアートプラザ」。

白い壁にネイビーブルーを基調としたモザイクタイルが貼られた外観は、まるでおしゃれな紳士のような佇まい。石川は「渋くて可愛い!」と館銘板をパシャリ。

石川:1969年の竣工だから…… 2020年11月の今、築51年にもなる建物だね。規模が大きいように見えるけれど、総戸数はたったの15戸。ひとつひとつの住戸の専有面積は150~160㎡くらいで、全部ファミリー向けの間取りなんだよ!

ええっ!? そんなに広いんですね! 東京にも広いマンションはあるものの、ここまでの平米数をお見かけすることは、さほど多くありません。でも、どうしてここまで広さがあるのでしょうか?

石川:やっぱり、昔から外国人のファミリーが多いことが理由じゃないかな。平均的に、海外の住宅は日本より専有面積が広いから。きっとこのマンションも、海外の方にも満足してもらえるような間取りにしたんだと思うよ。

なるほど。マンションにも、開港以来の歴史が脈々と続いているのですね。

5分ほど歩くと、上品なヴィンテージマンションをもうひとつ見つけました。

こちらは1974年竣工の「スターレッドプラザ」。エントランスの両脇では丁寧に手入れされた植栽が迎えてくれ、良好な管理体制を感じる趣です。ロビーは、昭和の雰囲気を残しつつもきれいに改修済み。大きなクリスマスツリーも飾られていました。

石川:「スターレッドプラザ」は、一番広い住戸で200㎡以上もあるよ。さっきのマンションより、さらに広いね(笑)

これらふたつのマンションだけではなく、こちらのエリアには、外国人駐在員向けに広々と造られたマンションが多数あります。もちろん日本人のファミリーでも、喧騒から距離を置いた環境で、プライベートな時間を大事にしながらゆったりと生活できそうですね。

最後にもうひとつ
“たべごろ” なマンションを

ヴィンテージマンションがふたつ続きましたが、最後にもうひとつだけ紹介したい建物があるということで、「山手公園」方面へ続く坂を下りてみました。

敷地内の植栽がまわりの樹木と馴染み、まるで森の中に建っているかのようなこちらのマンションは……?

左上・1999年竣工の「山手町ハイム」。エントランスゲートは、ステンドグラスを模しているのでしょうか?/右上・のぞき込んでみると、建物がチラリ。/下・3階建ての棟と4階建ての棟のツイン構成で建っており、それぞれに「グリーンテラス」「ビューテラス」という名前が付いています。個性を表す、いいネーミング!

石川:カウカモでは、一般的に価格が落ち着いてくる傾向にある築20年前後の物件を “たべごろ” なんて言ったりするけれど、“山手エリア” にもそのくらいの築年数のマンションが増えてきているよ。東京だと、この築年数帯には似たような建物も多いけれど、ここでは街の雰囲気に合わせた個性的な外観のマンションが目立つね。

丘を下りて「石川町」へ

坂道を歩き続けて、さすがに喉が乾いてきました。潤いを求めてたどり着いた先は「純喫茶 モデル」。「石川町」駅近くのビルで、1974年からこの街を見守る喫茶店です。

左上・年季の入った手書きの看板にキュン。/右上・オープン当時からほとんど手を加えていないという、クラシカルな内装。客席はレンガブロックを積み上げたセミプライベートな造りです。/左下・石川がオーダーしたジンジャーエールには、レモンの輪切りが泳いでいて涼しげ。グラスを持ち上げると……/右下・美しい女性の横顔が描かれたコースターが。「モデル」の店名の由来は、店主のゆきえさんが「ファッションモデルに憧れていたから」なのだそう。

石川:ねぇねぇ、パフェも頼んでいいかな? 前に来たときに食べている人がいて……

もちろんです! 筆者は大好きなクリームソーダをオーダー。到着を待つ間、石川の仕事観について聞きました。

前職でブライダルプランナーを経験した石川は、人生の大きな転機にかかわるような仕事にやりがいを感じるのだと言います。

石川:前職も今の仕事も、私がお手伝いさせていただいたことでお客さまの人生が豊かになる、という喜びには通じるものがあって。契約させていただくことがゴールじゃなくて、それがスタートだって思ってる。

一番うれしいのは、理想の住まいに出会ったお客さまに「石川さんに依頼してよかった!」って言っていただけて、その方のこれからの人生がより豊かになっていくのを感じられるとき。そのために、お客さまの理想にしっかり耳を傾けて、現実的な条件も整理しながら、目的地までしっかりとエスコートするようにしているよ。これからも、お客さまの笑顔をたくさん見られるような仕事をしていきたいな。

安心感のある笑顔で、仕事について語る石川。『筆者も家を購入するときは、こんなエージェントに担当してもらいたい!』と思うのでした。

チョコレートパフェが到着。『生き返る~!』と、いい笑顔で頬張る石川。

左上・47年物のボタン式レジスターを操る、看板娘のみどりさん。/左下・レトロなシャンデリア。この薄明かりがいいんです。/右・『ちょっと待って、電飾を光らせてあげる! その方がきれいでしょ?』と、わざわざ電源を入れてくれました。もう、筆者もこのお店の大ファンです!

さて、“山手エリア” の街歩きはこれにて終了。『景色がきれいなのはいいけれど、坂の上り下りが大変そう……』という方には、周遊バス「あかいくつ」が味方になってくれそうですよ(ネーミングの由来は、もちろん横浜を題材にした童謡「赤い靴」より)。

「桜木町」駅を起点に、明治期以降の近代建築や港などの観光スポットを巡るバス。運賃は、大人220円・小人110円(2020年12月現在)。クリーム色と赤の車体が目印です。観光客向けのバスですが、普段の暮らしにも応用できそう!

“山手エリア” を歩いていると、街の景観は自然の風景やひとつひとつの建物によって生まれているのだということがわかります。

静かな港、木々の緑…… そして古いものも新しいものも、景観と調和するようにデザインされた建物たち。この街では、積み重なってきた歴史の層が見えるようです。

高台を活かした眺望のいい住まい、そして大きな公園にアクセスしやすく、教育の選択肢が多様な環境に恵まれた「山手」は、お子さまがいらっしゃるファミリーにはぜひ知ってほしいエリア。活気に溢れた商店街があるのも、暮らしを彩るポイントです。

これまで “山手エリア” に観光スポットのイメージしかなかった方も、“住み・暮らす” という側面で見たこの街に魅力を感じたなら、エリア選びの参考にしてみてくださいね!

編集後記

「元町・中華街」駅で降りるなら、これまでは迷わず中華街に直行していた筆者。“山手エリア” はまだしっかりと歩いてみたことがなかったのですが、ここまで心地いい空気感の場所だったとは!

かつて山手一帯が外国人居留地として選ばれた理由のひとつには、景勝地としての魅力があったからだと言います。この地に居を構えたら、都内ではあまり感じられない穏やかな静けさの中で、暮らしを送ることができそうです。

冒頭でお伝えしたように、東京が中心だったカウカモの守備範囲は、今回ご紹介した “山手・元町エリア” まで拡大しました。このエリアでの暮らしが気になった方は、ぜひ石川にご相談を。

さて、お昼にスタートした取材でしたが、喫茶店を出たときにはすっかり夕暮れ空に。せっかくなので、石川が好きな景色があるという「みなとみらい」方面まで足を延ばしてみることにしました。

最後にこの辺りの風景をご紹介して、記事を締めくくります。

豪華客船のターミナル「大さん橋ふ頭」。まわりに建物がないため空が広く感じられ、リフレッシュできるのだとか。特に、夕暮れどきは絶景です。

「大さん橋ふ頭」から見える「赤レンガ倉庫」は、明治政府が外国の貨物を保管する倉庫として建てた歴史的建造物。2002年に「横浜赤レンガパーク」として生まれ変わり、今では建物内でショッピングやグルメを楽しめます。

「横浜」とひと口に言っても、東京と同じく、エリアごとに特色が異なります。今後も横浜市内から、別のエリアを紹介することがあるカモ……? 街とマンションとエージェントの素顔に迫るこの企画、これからもお楽しみに!