21:30 体よろこぶ! 「Kitchen Doromamire」

曙橋と四谷荒木町を隔てる外苑東通り沿いにお店を構えるのが「キッチン どろまみれ」。同じビルの2階には「焼鳥串焼 どろまみれ」が入っています。以前スタイリストの友人に勧められてここに来て、お鍋の美味しさの虜に♡ 店内に入ると地元民と思しき方がチラホラ・・・お店に許可を得て、話しかけるタイミングを見計らいます。

左上・温かな明かりが灯る店内。/右上・お通しの蒸したて焼売が、これまた美味しいんだぁ〜♡ /左下・名物の「草鍋」。お鍋に入れる葉野菜は農園直送でとっても新鮮! /右下・比内地鶏のガラスープと鰹出汁を合わせた黄金スープ・・・嗚呼、また食べたい・・・。

美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、店内を見回すと地元民らしき3人組を発見・・・! 思い切って話しかけると、やっぱりビンゴォ! しかも共通の知り合いがいることが発覚(笑)。うわぁ、こういう出会い、うれしい! 快くインタビューにも応じてくださいました。

再びお鍋に集中していると、今度は隣の席に男性おひとりがご来店。注文する様子を横目で観察していると、何やら店員さんと仲よく話している・・・これは常連さんに違いない! 酔いに任せてエエェ〜イと話しかけると、またしてもビンゴォ!!(笑)

おふたりともすっごく気さくでいい方・・・! そしてインタビューしている間になぜだかみんな仲よくなって “よーし次の店行こう! ” と盛り上がってきました!! この企画、こういう展開が待ってるからたまりません(笑)地元民のおふたりにエスコートされて、次なるお店に向かいます。

23:00 まだまだ行きたいお店がたくさん・・・!

実はどうしても老舗バー「よつや こくている」に行きたかったのですが、盛り上がっている内に23:00の閉店時間を過ぎてしまいました(涙)。次こそはリベンジするぞ! そして「こくている」の角を曲がったところにあるのが「Bar Deep」。レコードのかかる店内は薄暗く、店名の通りディープな雰囲気♡ デートの最中にちょろっと立ち寄るのにオススメです。ミシュランで星を獲得したお店の前も通りつつ、取材では全然手が届かないので、いつか誰かに連れて来てもらえるように女を磨こう・・・!

左・「よつや こくている」は昭和42年創業の老舗バー。店構えからして萌えまくります。/右上・実は弊社ツクルバスタッフの同級生のお父さんが店主を勤める「Bar Deep」。いつ行ってもカウンターがいっぱいの人気店です。/右下・コストパフォーマンスが高いと噂の「和食 こばやし」も超人気店。今度ちょっと背伸びして予約してみようっと!

23:10 流しの方に遭遇♡ 「PANDA BAR」

地元民の鈴木さんと荒木さんに連れて来ていただいたのは、これまた雰囲気のいい木造戸建てを改修した「パンダバー」。 店内には大きなカウンターとテーブル席が少し。おひとりでいらっしゃり、お酒をたしなむ常連さんが数名いらっしゃいました。そしてなんと、店内の奥には派手な服装で三味線を抱える女性が・・・! ま、まさか!!???

左上・木造戸建ての2階に店を構える「PANDA BAR」。ガラス扉を開け、階段を上ります。/左下・味のある板の上に素敵なお猪口がずらり。/右・お店の雰囲気もとても素敵なのですが、やっぱりこの女性が気になりすぎます・・・!

“四谷荒木町には『流し』がいる” という噂は兼ねてから耳に入っていたので、街を歩いているあいだ終止キョロキョロしていたのですが、まさかまさかこちらのお店で出会えるとは・・・! 興奮を抑えつつ、まずはお近くにお住まいだというオーナーのいづみさんにお話しを伺いました。

荒木町で注意すべき点は、「団体が入るような大箱がないこと」と、いづみさん。だから忘年会などには向いていないんだとか。やっぱりひとり・ふたりでしっぽり飲むお店が多くて、だからこそ街全体が落ち着いた雰囲気なんでしょうね。続いてカウンターにいらした男性にも思い切って声をかけてみました!

こちらのお店のすぐ近くにお住まいだという寺さん。帰られる時に思わず「おやすみなさ〜い! 」と声をかけてしまいました。そしていよいよ! 気になる女性にお話しを伺いました!!

昨年、惜しまれつつも息を引き取られた新太郎師匠。師匠亡き後も、ちえさんはひとりで流しを続けています。普段は着物姿と日本髪で店から店へと流すことが多いそうですが、この日は翌日が節分というイベントの日! だから鬼のお面を頭に載せていらっしゃいました。

左・普段荒木町で流す時のちえさん。とっても華やか♪ /右・新太郎師匠と思い出の一枚。

それにしても、出会えて本当にラッキー! リクエストすれば、音楽に合わせて歌いながら似顔絵を描いてもらえますよ◎(1,000円〜、おひねり大歓迎! )皆さんもぜひ荒木町へ足を運ぶ際は、ちえさんの姿を探してみてくださいね。

そして “四谷荒木町” の夜は更けてゆく・・・(完)