「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、西小山に中古マンションを購入・追加リノベをされたご夫婦のもとを訪れました。
《プロフィール》
名前:坂野 晴彦さま / 美歌子さま +猫
年齢:43歳 / 38歳
職業:広告代理店勤務 / PR会社勤務
趣味:ポスター収集 / 料理
《この住まいについて》
場所:西小山
間取り:1LDK
面積:77.02㎡
築年数:築19年
追加リノベ:一部。クローゼットと靴箱の棚を増やし、和室を洋室に。
支払い額(以前の住まいと比べて):約3万円下がり、少し広くなった。
家を探し始めたきっかけ:引っ越しを機に、賃貸は高いなと感じて
家探し期間:1年
内見数:2軒(うち1軒は、前の前の住まいに住んでいた頃)
リノベーション工事期間:3ヶ月ぐらい
Q1:以前の住まいは?
晴彦:三軒茶屋の賃貸マンションに住んでいました。
前々から漠然と、賃貸よりも買ったほうが割安なのかなと考えていて、よさそうなものがあれば買おうかなと思ってはいたんです。なので数年前、休みの日に1軒だけ冷やかし程度に見に行ったことも。結局そこは全く気に入らなかったんですけどね。
その頃は三軒茶屋の前、都立大学で賃貸に住んでいたんですが、やむを得ず急遽出なくてはならなくなってしまって・・・。急いで引越し先を見つけたものの、時間も限られていたのでかなり妥協して決めたんですよね。その時に「賃貸って高いな」って改めて思ってしまって。じゃあ買ったほうがいいのかもと思い、家探しを始めました。
Q2:この街《西小山》にした理由は?
美歌子:都立大学が好きで東横線沿線に思い入れがあったので、「西小山ってどこ?」「土地勘もないし」な状態だったんですが、いざ調べたら主人と私の職場どちらも電車一本で行けるんですよ。
晴彦:僕は知ってたよ(笑)。僕は職場目黒なんです。
美歌子:(笑)。私は三田線で一本で行けて。じゃあって思って来てみたら、商店街もあるし、静かだし、いいところだなって。発展途上な感じと、駅を降りると帰ってきた感もあるし、武蔵小山も隣駅で便利だなと。
Q3:この家に決めた理由は?
美歌子:カウカモのLINE@でこの物件情報が流れてきて、いいなって思ったんです。そしたら、主人もちょうどカウカモのFacebookで同じ物件を見ていて。お互いによいと思うものがふと出てきて。じゃあ問い合わせてみようかと。
晴彦:いつか売ることを想定しているので、売る時に需要があるような物件がいいなと、立地や環境を重視しました。実際に足を運んでみると、ここは駅からも離れていないし、歩いてくる時の雰囲気もいいなって。
美歌子:私は、部屋の中に入ってみて、明るくて抜けがよくていいなと思いました。LINEで見た時に、金額、広さ、内装はしっくりきていて、家具の配置も「あ、ここはこうだな」ってすんなりイメージできたんです。建物も、建てられた時期的にしっかりしたときに造られているので、安心感もありました。
晴彦:だいたい、こういうのって写真で見るとよく見えるものじゃないですか(笑)。でも、実際に来て見たら、ここは写真以上によかったんですよね。持ち主がこだわりを持って造られたんだなって感じました。内見に来た時の、担当者さんのプレゼンもうまかったですしね(笑)。おぉ〜と思いました。本当は僕、悩むタイプなんですけど、この時の決断は早かったですね。
Q4:《中古マンションを買って追加リノベーションする》以外の選択肢は検討した?
晴彦:最初はリノベーションをするって概念がなかったんです。なのに、内見の時に担当者さんがいきなり「リノベーションしがいがある」って言い出したんですよ。僕は「何言ってんだこの人は」って思いました(笑)。でも聞いてみると、違和感を感じてた部屋の真ん中の和室部分も変えてしまえばいいのか、ってしっくりきましたし、使いやすいように造り変えていいんだって気付きました。本当に営業上手ですよね。気持ちよく、そんな方向に持っていってくれました(笑)
美歌子:リノベーションって、中古を買う楽しさというか付加価値になりますよね。自分の生活に合わせてカスタマイズができる。自分を住まいに無理に合わせなくていいんですもの。
Q5:内装はどうやって決めていったの?
美歌子:リノベーションしていいんだ、自分たちに合わせて変えていいんだ、ってなってからは、今ある持ち物が入らないから棚を作ろうとか、窓際の壁が斜めになっているので、その斜めに合わせて棚はオリジナルで造作したほうが綺麗だからそうしようとか。
部屋の真ん中の小上がりの部分は、結局和室から洋室に変えたんですけど、そこの床はPinterestで色々探して相談して決めていった感じですね。ヘリンボーンだと高いよ、とか教えてもらったり。結局これもまぁまぁ高いんですけど(笑)
晴彦:最近トラの敷物を買ったので、友人によく写真を見せるんですけど、「その床何??」ってトラを見てくれないくらいには好評です(笑)
Q6:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
晴彦:予算とかローンの検討は注意深くしましたが、エージェントさんがよく調べてくれていたので、もうハンコ押すだけでしたね。むしろそんなに即決していいのか?? ってのはありましたけど、今でもほかの物件を見たりすると、やっぱりここが正解だったなって思うことはよくあります。
Q7:カウカモで家を買ってみてどうだった?
晴彦:もう買ったのは1年半前の話なんですが、いまだにカウカモを人に勧めてます。特に30歳ちょっとくらいで家買う買わないって話をしてる人に。とりあえず会いに行って見たら、色々わかるからいいんじゃない? って。
内見の時のプレゼンもよかったし、ウェブなどでの発信も上手ですし。僕らの価値観を理解して共感してくれたり、ノリをわかってくれたり、ストレス無く僕らの思いが伝わるなと感じましたね。
Q8:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?
美歌子:居心地、日当たりがいいところですね。富士山も見えるんですよ。朝から富士山が見えたら縁起いいですよね。
晴彦:それすごい推してるよね(笑)
美歌子:えー、富士山見えたら嬉しくない?(笑)。これからのことだと・・・今の部屋で満足していますが、中央の小上がり部分はまだ何かやりようがあるかなーって思ってます。
Q9:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!
晴彦:カウカモさんに相談したらいいと思います(笑)
とりあえず行ってみたらいいんじゃないって思いますね。知り合いで家を探してる人が「100点なのが見つからない」って言っていて。とりあえず悩むよりプロの方の話を聞くのが大事だと思うってアドバイスしました。プロに聞けば色んなアプローチで導いてくれる。
買うってなった時、タイミングは難しいと思うんですけど、ローンは発生するもののそんなに賃貸と変わらないんじゃないかって思います。人生で一番高い買い物って言いますけど、賃貸は払い続けたらそれ以上の金額になってしまうわけだし。
だからもっと早く買っておけばよかったなって思いますね。当時は全然頭になかったですけど。
美歌子:好きなようにできるってのはいいですよ。自分にあったもの、いいものを求めて、“買う” っていう選択肢を選んでいいと思います。
撮影・文:戸谷信博/編集:國保まなみ