「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。

今回は、カウカモで以前住んでいたマンションを売却し、もとの家から約300m先の場所に新居を購入、住み替えをされたご家族のもとを訪れました。


プロフィール
名前:わたる / しずか / Rくん / Rちゃん
年齢:40代  / 40代 / 10歳 / 4歳
職業:飲食業 / 主婦 / 小学生 / 幼稚園生
趣味:スポーツ観戦 / 読書 / サッカー / ディズニープリンセス

この住まいについて
場所:八丁堀(新川)
間取り:3LDK
面積:87.40㎡
築年数:築15年(平成15年2月築)
追加リノベ:なし
支払い額(以前の住まいと比べて):15㎡広くなり、支払額は5万円ダウン(以前のマンション購入時は金利が高かった)。

家を探し始めたきっかけ:子どもが大きくなり、もうひと部屋が必要になったため。

家探し期間:4年(家探しが趣味でいつも検索していた)
内見数:6件

Q1:住み替え(購入&売却)を考え始めたきっかけは?

わたる:もともとは、この家と同じ通り沿いにある別のマンションに住んでいたんです。内廊下だし、とてもよいマンションで大して不満もなく気に入っていたのですが、長女が生まれまして

しずか:女の子だったということがすごく大きくて。性別がわかった時に、おっと! 男女で6歳差・・・! どうしましょうと結構焦りましたね。一番狭い部屋でも7畳弱くらいはあったので、男の子だけなら部屋がひとつでも二段ベッドにしてふたりで使えるなと思っていたのですが。

わたる:実際ひと部屋を分けて使っていたりもしたんです。

しずか:私は趣味が模様替えだったので本棚を仕切りにしてみたり。でもやっぱり狭くて、プライベートな空間はできないのでどうしようかなと。2LDKだったので、リビング以外の2部屋を3つに分けるリフォームをしようという案もあったのですが、予算がかかるということだったので住み替えを考えることにしました。

わたる:息子も前の家を気に入っていたので、引っ越しが決まった時は「なんで?」という感じでまた戻ろうとしたり(笑)。

しずか:最後にもう一回見たいなと言っていましたね。住んでいる方も管理人さんも本当にいい方ばかりだったので。

Q2:新居をこの街《八丁堀(新川)》にした理由は?

わたる:八丁堀で生まれ育って、今も八丁堀で両親とともに飲食業をやっているんです。仕事柄、朝は早いし夜は遅いので、近所がいいなと。ここの地名は「新川」になるのですが、最寄駅は八丁堀駅なんです。でも小学校の学区も「新川」と「八丁堀」では分かれているんですよ。

しずか:この辺は神輿のエリアが分かれていて、八丁堀は赤坂の日枝神社、ここ新川は門前仲町の富岡八幡宮のエリアなんです。これで雰囲気が変わるんですよね。

わたる:ここは富岡八幡宮の神輿エリアの一番端っこで、隅田川を挟むのに、対岸側と一緒なんです。

しずか:その、富岡八幡宮の神輿エリアの中でも結構細分化されているのですが、前に住んでいたマンションとここは同じ神輿を担ぐエリアだったんです。

わたる:そういうのも引っ越しやすかった理由のひとつですね。それに、八丁堀の神輿の方とも仲がよくて、同じ年に神輿をやることがほとんどないので、お互いに行き来して担ぐ手伝いをするんです。

しずか:そんな繋がりもあるので、新川は縁がある地域だなとすごく感じていました。

わたる:新川は最初はスーパーも無かったので住むのにはどうなんだろうと思っていたのですが、最近はスーパーもできて八百屋さんもあるし。すごく生活しやすくなったと思います。

Q3:この家の購入を決めた理由は?

わたる:それぞれポイントが違うと思うのですが、まずは、音かな。

しずか:音がうるさいのが苦手なんです。気にしすぎだと言われているのですが、ずっとピアノをやっていたからということと、田舎育ちなので車の音とか騒音に慣れていなくて。前の家は窓を締め切ってしまえば音は気にならない場所ではあったのですが、より静かな場所を求めたいという欲が出ましたね。

あとは、私ひとりで何件か内見に行っていたのですが、ここは、それまで見てきた物件と環境が全然違ったので、ここだったらいいって主人が言うかなと思ったんです。

ここからは隅田川が見えるのですが、そういう環境は珍しくて。付近のマンションはいくら階数が上がっても見えるのは夜景だけで自然を見ることは難しいのですが、家にいながら季節を感じられるというのは説得しやすいかなと思いました。子どもの情操教育がなんとか〜みたいな(笑)。天井が高いこともよかったです。間取りは変えられるけれど、天井高は変えられないので。

あとは前のオーナーさんが女性のひとり暮らしだったので安心でした。彼が潔癖気味のところがあるので・・・潔癖? 綺麗好き?

わたる:それは、お互い様でしょ。まあね、新築というのもなかなか難しいので。女性の方がひとりで住んでいたというので、すごく綺麗でした。住んでいない時期もあったのではないかな? というくらいで。

しずか:これはすごくポイントが高かったですね。前の家と神輿も町内会も一緒だよ! 直線距離で300m先だよ! ワンオーナーで女性ひとりしか住んでないんだよ! と主人に言いやすかったです。

わたる:それと、前に住んでいた方がこの家に思い入れがあると言っていたこと。嫌なところがあるから引っ越すわけじゃないのを後から聞いて、さらによかったなと思いました。悪いところを探そうにもあんまりないなという感じで。ただちょっと階数が高いので、はじめは怖いなって思ったりもしましたが(笑)。急がないとほかの人に取られてしまうかもしれないと思ってすぐに購入を決めました。前の家は新築で12年住んで、こちらは築15年なので前よりは少し古いのですが、古さは感じないですね。

しずか:築年数が古いと管理費が高いのが気になりますが、こちらは大規模修繕も終えているので管理費が高くなかったんです。

Q4:住み替えで《中古マンション》を買う以外の選択肢は検討した?

わたる:新築の方がよいと思っていましたね。誰かが住んでいた場所に住んだことがなかったので。でも探そうにもこの辺で新築はもうないですからね。今新しく建っているのは、金額的に手が出せないところばかりで。

しずか:前の家が70㎡だったので、新築の3LDKでそれ以上の広さとなると金額も合わないですし、そもそもそのサイズの家はこの辺であまりなくて。

わたる:前の家がまあまあよい値段で売れそうだというのがあったので、今を逃して下がってしまうといけないと思いまして。

しずか:ここが見つかってからは、目が回るほど忙しかったですね(笑)。

Q5:「購入」にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

しずか前の物件が嫌だったわけではなかったので、もし気に入った物件が見つかったら引っ越そうと思っていたんです。子ども次第でこのままずっと住めるかもしれないし、と。

わたる:で、いきなり新しい部屋が決まったのですが、そのために資金を用意していたわけではなくて。今スッカラカンです(笑)。やっぱり買取保証(※)って重要ですよね。あれがないと不安だったよね。

(※ 購入の際にローンを銀行と組むときに、売却物件を売る時期の約束をして融資の計画を銀行に立ててもらう。万が一売れなかった場合は、その金額でカウカモが買うか業者に卸しますよというシステム)

わたる:あとは、持っていた車が駐車場に入らなかったので買い換えました。一番安い車庫に入るサイズを買おうということで。サイズから選んで買いました。

しずか:カーシェアリングが街中に増えたので、一旦手放すことも考えたのですが、やっぱり両親が近くに住んでいて一緒に出かける機会もありますし。

わたる:子どもも小さいので、雨の日とか何かと必要だったりするのでね。

Q6:「売却」にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

わたる:資金もギリギリの中、希望額で売れるのかという部分は不安でしたね。

しずか:でも、売れるまで早かったですね。夏休み明けかなと思ってゆっくり構えていたのですが、売りに出してから3週間くらいで売ることができました。いつも見ているサイトに自分の家が出ているのってすごく不思議でしたね〜。すごく素敵に撮っていただいて。

わたる:購入者の方は、もともとこの辺りにお住まいの方だったんです。共通の知り合いがたくさんいまして。

しずか嫌で引っ越していくのではなかったので、やっぱり次に誰が住むのかは気になりました。素敵な奥様もいらっしゃって、わかった時はほっとしましたね。

Q7:カウカモで家を住み替え(購入&売却)してみてどうだった?

しずか:THE不動産屋さんな感じの人を勝手にイメージしていたので、カウカモの担当の方と会った時に、な〜んて若い方だ! と思ったのをすごく覚えています(笑)。内見は私だけ先に来て、次に主人のお母さんを連れて来ました。母は10分しか見なかったのですが、「気に入っているんでしょ? 欲しいのよね? ここでいいのよね? 決めなさい!」ってそれだけ言って用事があるからとサーっとどこかへ行ってしまいました(笑)。

わたる:今回はすごく人に恵まれていたというか。関わった人たち皆さん本当にいい人たちばかりだったので、なんのストレスもなかったです。

しずか:ただちょっと忙しかったくらいでしたね。知らない人と会う時ってちょっと緊張することってあると思うのですが、今回はそういうことも全然なくて。この家の売主さんに会う時も楽しみでした。前の家に、次に住んでくださる方にも早く会いたい! と思っていましたね。

わたる:皆さん女性でしたよね。前のオーナーさんも女性単身の方で、売却物件を購入してくれた方も最初に奥さまがいらっしゃって、エージェントさんも女性だったので、そこがなんとなくやりやすいというのはありましたね。

しずか:がっちりスーツの不動屋さんが間に入ったら違っただろうなと思います。楽しかったです、今回すごく雰囲気がよかったです。エージェントさんはいつも大きいリュックを背負っていらして、何が入っているの? と、娘が不思議がっていました。「リュックのお姉さん」と(笑)。

Q8:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

しずか:私はここ!(ダイニングテーブルの、川を眺められる位置) 一応主人に座らせているんです。昼間は私が座っていますが。

わたる:やっぱりここですよね〜。川を眺められる位置です。

しずか:娘は個室ができたことをすごく喜んでいて、自分の部屋に入りたがるんですよね。

わたる:まだ決まっていない時から自分の部屋だって喜んでいて。まだ買えていないのに・・・もし買えなかったら、ちょっとこの気持ちどうしようみたいな(笑)。

しずか:主人は仕事の時は夜遅くまで帰ってこないので、今までは大抵子供たちと3人でひと部屋で寝ていたのが、個室ができたので各々自分の部屋で寝られるようになりました。子どもたちが起きているうちに家事をやるというサイクルだったのが、寝かせてから自由に家事をできるようになったのが個室のメリットかなと思います。前の家はリビングを通らないと個室にいけないという間取りで気に入ってはいたのですが。

わたる:先のことを考えると、リビングを通らないで自分の部屋に入れてしまうのでちょっとどうなのかな〜と。

しずか:息子は多分大丈夫だよね。心配なのは娘の方です(笑)。

わたる:今後は、やっぱり広いのでパーティーを。いきなりうるさくして周りの方に迷惑にならないようにしなきゃなと思いまして、ここに移ってからは抑えています。ちょっと時間を置いて。

しずか:今はひと家族ずつ呼んでいます。

わたる:あとは、初日にはこのベランダに椅子を置いてビールを飲んで・・・みたいなことをやったのですが、その後荷物が来てそんな場所がなくなっちゃって(笑)。

しずか:私はここからお花見をするのが楽しみです。川沿いに桜の木がずっと植わっているので、毎年子どもたちを連れてお花見に行っているのですが、綺麗にピンクになるんです。お花見客の屋形船もよく通ります。

Q9:これから購入を検討中な方にアドバイスがあれば教えて!

わたる広さと、場所っていうポイントは定まっていたから決めやすかったですよね。あとは、やっぱり前もって資金は用意しておかないといけないですね。いきなり決まってドタバタしてしまったので。

しずか:そうですね、物件さえ見つければ、あとはどうにかしてくれるかなという甘えが・・・(笑)。それと、私は本当に調べ尽くすタイプなので、探せば見つかります! ということですかね。この辺りの相場を知っていたので、ここはすぐ売れちゃうと思ってすぐに内見申し込みを入れました。アポイントが入っている隙間で見せてもらったのですが、もう絶対ここ! と思って。その日には決めていましたね。

わたる:もう常に物件を調べていたよね。どっかのマンションの前に引っ越し業者が来ていると、どこどこ? どの部屋が空くんだろう? とか言って。

しずか:だいたい近所のマンションには、子どもの小学校のママ友が住んでいるので、どこ出た? みたいな(笑)。

わたる:リサーチがすごかったから決断が早かったんだよね。“リサーチ・前もって資金・何が重要かを決めておくこと” がポイントですね。

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