日々お客さまの家探しをサポートするカウカモエージェントにフィーチャー! 不動産のプロがオススメする、萌える街やマンションって? 実際に街を歩きながら、編集部がインタビューする企画です。


こんにちは! カウカモ編集部の小杉です。11月某日、小春日和……いや、最高のお天気に恵まれた、取材日和です! 本日降り立ったのは「経堂」駅。うららかな陽気に包まれ、駅前では自転車に乗ったお母さんたちや、学生さん。おじいちゃんおばあちゃんと立ち話する店員さん。文字通りに、老若男女の話し声や笑い声があちこちから聞こえてきます。さあ、早速ナビゲートしてくれるエージェントを呼んでみましょう。ミッチェル!

《プロフィール》河野 瑞穂(こうの みずほ)
「経堂コルティ」の大階段から颯爽と登場! 社内では “ミッチェル” の愛称で親しまれていますが、笑顔が可愛い生粋の日本人です。日頃、銀行とのお付き合いの多いオフィスなので、“みずほ” と名が出るたび『僕のことですか⁉︎』と敏感に反応してしまう彼を不憫に思った上司が、“ミッチェル” と命名してくれたのだそうです。それが何故その名なのかは本人も分からないとのこと。でもうれしそう。

以前「経堂」に住んでいた事があるため、お客様のご案内でも、この街を任されることが多いという河野。今日はその魅力を、たっぷりと教えていただきましょう!

経堂のこと、まだわかってないカモ

東京の街を9つのキャラクター付けで分析する、カウカモの「街キャラ」分類では 、“ファミリーフレンドリー” なキャラと認定されている「経堂」。

(街キャラの定義&代表的エリアを紹介した、こちらの記事もご参考に!)
 

駅隣接の複合ショッピング施設「経堂コルティ」。宝塚さながらの大階段は、4階ぶんの吹き抜けになっていて、圧倒的な存在感。屋上庭園では、お弁当を広げてピクニックする親子連れの姿も見られました。お天気の日には、左手には小田急線(お子さま大興奮)、右手にはクッキリと富士山が見えますよ(私も大興奮)!

経堂といえば、商店街が元気で、ファミリーが住みやすい街……というイメージを抱いている方が多いんじゃないでしょうか。実際その通りなんですが(笑)、今日はその言葉からこぼれ出てしまっている、経堂の新たな一面をお伝えしたいと思ってます。

©OpenStreetMap

まず「経堂」の魅力といえば、都心へのアクセスのよさですよね。
同じく世田谷区のファミリーフレンドリーな街「千歳船橋」や「桜新町」と比べても、急行列車が停まるのは大きなアドバンテージ。例えば「新宿」へは、小田急線の急行に乗れば3駅・乗車時間約12分でアクセス可能なんです。

加えて、地下鉄千代田線が使えるのもうれしい。編集部のある「中目黒」からは「明治神宮前」乗り換えで、乗車時間約35分。イメージしていたよりだいぶ近くてびっくり!

小さいお子さんからご年配の方まで、いろんな人が駅前にいましたよね。実はこの街のマンションも “ファミリー向き” 一色じゃなくて、もっとバラエティ豊かなんですよ。今日はとことん歩きましょう!

憧れのマンションを目指して

大小様々な商店街を有する街ですが、特に規模が大きいのは、駅の南北に伸びるふたつの商店街。まずはどっちから攻めるのか? と思ったら、『緑道へ行きます』と、さっそく意外な展開に。まさか「経堂」の取材で、商店街を焦らされることになるとは思いませんでした!

左上・『日替わりの鯛焼き、今日は紫芋のスイートポテト味なんですよ!』河野が個人的にツイッターをフォローしているという鯛焼き屋さん「小倉庵 本店」で腹ごしらえ。わざわざ味を事前にチェックしているとは……周到な男です。/右上・「経堂コルティ」の横から西側に伸びる緑道へ。目的のマンションへ向かう道中は、とにかく緑豊か! ジャブジャブ池が名物の「石仏公園」を横目に、ぐんぐん進みます。/左下・緑道をまっすぐに。いつしか周囲は穏やかな空気の住宅街にそっと変化していきます。愛犬とお散歩中のご婦人とすれ違いつつ、歩くこと12分ほど。/右下・『あっ!』木立の切れ間に、重厚感漂うマンションが現れました。

こちらが、河野の好きだという「ベルム経堂」。この大きさで、なんと総戸数は6戸! 1989年に大手ゼネコンの竹中工務店・水道機構によって建てられたマンションです。周辺は「経堂」の中でも特に閑静なエリアで、裕福なシニア層の方が多く住んでいらっしゃるのだとか。

以前お客様のご案内で来たことがあって、それから心に残っていました。
ここはすごくグレード感があって素敵なマンションだと思うんですが、これが駅の出口の目の前に建っていたら、全然印象は違ったものになるんじゃないかなって。公園を通り過ぎて、緑道をずっと歩いて、パッとひらけたその先に、この建物がある。この道のり自体が、マンションの大きな魅力になっていると思うんです。

左上・背筋を伸ばし、うれしそうな河野。御影石が敷かれたアプローチには竹垣があり、ほんのり和風な高級感が漂います。/右上・エントランスにはTVモニター付きのオートロックを完備。ちょっと見づらいですが、中央奥に設えられた木製の集合ポストが心ときめくポイントです。/左下・曲線を描くガラス越しに、吹き抜けの坪庭を望む共用ロビー。/右下・共用廊下までタイル貼りが続き、細部までこだわりの感じられる造り。

ここはペットの飼育も可能なんです。うちは実家でミニチュアダックスの “バナナ” を飼っているんですが(編集部註・ちなみにカメの “パイン” もいるそう。よくビタミンが摂れそうな名前です)、この緑道を散歩する毎日って本当に気持ちよさそうですよね!

道のりを楽しめる街

少し歩いた先に、もうひとつ好きなマンションがあるという河野。
今度は「経堂」北側エリアに行ってみましょう!

歩くうち、住宅街はしだいに和やかで親しみやすい雰囲気に……。すれ違うベビーカーも増えてきました。

左上・こちらが「オリエントロイヤルハウス経堂」、1988年竣工のマンションです。比較的築年数が浅いという安心感から、ファミリーに多く選ばれているのかもしれません。/右上・円錐形の屋根が可愛いエントランス♡ このとんがり帽子のようなフォルムがたまらないのだと、笑顔がこぼれる河野。内側から見上げてみると……/左下・てっぺんから自然光が入り、円錐部分には光の筋道のように放射状に広がる装飾が。中央には植物モチーフの小ぶりなシャンデリアが下がっています。/右下・取材日にはちょうど、エントランスロビーにスロープ設置工事が行われるところでした。2020年には大規模修繕工事が予定されており、さらに住み心地がよくなるそう。

こちらのマンションは、駅北側に伸びる「すずらん商店街」を抜けた先、駅から徒歩14分の場所に建っています。なるほど……先ほどの「ベルム経堂」のように、緑道をお散歩する道のり自体がマンションの魅力なら、この「オリエントロイヤルハウス経堂」のように商店街を歩く道のりもまた、マンションの魅力なんですね〜。納得! 

実際歩いてみて実感しましたが、「経堂」は坂道が少なく、フラットなエリアなのですごく歩きやすい。これってすごく大事なポイントかも。

僕自身は全然駅からの距離が気にならない方で、むしろ好きで選んだ街だから、その空気を味わいながらどんどん歩きたいなって思っちゃいます。……と言いながら、以前ここに住んでいた時は、実はほとんど駅周辺のチェーン店にしか行くことがなくて。離れた後に、もっとこの面白い街を楽しめばよかったー! って後悔したんです。街の表情って、自分の人生のタイミングとか、誰と一緒に歩くかによっても、本当に色々と違ったものが見えてきますよね。

駅北側に伸びる「すずらん通り商店街」では毎月フリーマーケットなどが開催されています。ややゆっくりと散策するように歩いている方が多く、空気の流れが穏やか。おしゃれな雑貨店や、居心地よさそうな小さなカフェが点在していて、歩き甲斐がありそう! ……ただし、火・水曜が定休日のお店が多いのでご注意を(涙)

青年はスパイスに汗を流す

このまま商店街に沿って駅まで向かいましょう。そしてその道中で……

左上・河野イチオシのカレー屋さん「キーマカレー スパイス婆ちゃん」へ! マンションの3階にある隠れ家的なお店で、店内はカウンター6席のみの密やかな空間です。やるなあ、ミッチェル。/左下・店名の通り、スパイシー♡/右・さらに隠れ家をもう一件。さりげな〜く看板が掲げられた階段を上ると、手作りマフィンが評判のカフェ「クルミ堂」が。温もりあるテイストでリノベーションされた店内空間も要チェックです。

オフィスでは同僚から『いつも何か食べてるね』と言われるという河野。ちょっと食べ物を買いにコンビニへ行くついでに、最近では周囲に声を掛け「Uber Mitchell(ウーバーミッチェル)」というサービスを開始したそう(要はお使い)。『だってみんな忙しいでしょう』と笑う彼が、チームの中で重要な存在として愛されているのがよく分かる気がしました。

実は以前住んでいた時、いつも外観が気になっていたマンションがあって……駅の近くなので、ちょっと顔を見に行ってもいいですか?

古い友達かのような口ぶりで会いに行ったのは、こちらの「ライオンズマンション経堂」。“ライオンズマンションシリーズ” ではちょっと珍しい、白×グリーンのレトロで可愛らしいカラーリングです。ファミリー向きの、比較的ゆったりした平米数の物件が多いエリアではありますが、駅近という立地もあり、このマンションでは1LDKなど単身者向きの住戸も。

当時はマンションについてまだ詳しくなくて、なんとなく “色が可愛いな” って覚えてるくらいでしたね。だけど不動産仲介の仕事をしていく中で、どんどん自分の中での “いいな” って思うマンションがハッキリしてきて、そしてその理由も説明できるようになってきた。それは物件をたくさん見て、造りや管理についても複合的に確かめながら、少しづつ培ってきた感覚です。

絶妙にブレンドされたアロマ

さあ、続いては南側エリアへ。こちらは賑わいを見せる「農大通り商店街」。その名の通り「東京農業大学」へ向かって伸びており、学生さんが多く行き交うのが特徴です。ボリュームたっぷりの定食屋さん・気軽に入れる居酒屋さんが建ち並び、チェーン店の合間には、時流に乗ってタピオカドリンク屋さんもチラホラ。もちろん飲食店以外も充実していて、この通りで買い物を完結させることもできちゃいそう。

大学があるからか、ちょっと空気がフレッシュなんですよ(笑)商店街は賑やかだけど、清潔感があってガチャガチャしてない。だからファミリーが住みやすいんですよね。のんびりした雰囲気と元気な雰囲気が混ざり合っているこのバランスは絶妙ですよ。ほんと、“ファミリー向き” って限定しちゃうのはもったいない! なんなら単身の僕も、また住みたいです。

左上・商店街の一歩奥に入った路地から、ほのかに漂う香ばしい香り。自家焙煎のコーヒーショップ「FINETIME COFFEE ROASTERS(ファインタイムコーヒーロースターズ)」で一服。/左下・賞状やトロフィーがズラリ。2019年のジャパンコーヒー ロースティング チャンピオンシップ準優勝という凄腕コーヒーマスターのお店です! 街の空気のようにフレッシュでフルーティーな(笑)スペシャリティコーヒーをいただきます♡/右・古民家をリノベした佇まいは、一軒家の1階がカフェ、2階がオーナー邸なのだそう。天井の一部がガラス張りになっている意匠が気になり、見上げっぱなしの河野。

こちらはTHE・ファミリーフレンドリーなマンションたち

駅から商店街を抜けた周辺には、家族住まいにフィットしそうな、比較的規模の大きなマンションたちが佇んでいます。うんうん、このあたりは思い描いていた「経堂」のイメージ通りかも。

左上・商店街を抜けた先の「城山通り」近くにある「経堂セントラルマンション」は、周囲の建物より頭ひとつ分背が高く、上層階では駅までズバッと見渡せる爽快なビューが得られます。専用駐車場を持つ住戸が多いのも、ファミリーにとって魅力。/右上・レトロな趣のエントランス。総戸数は56戸あり、やはりファミリー向きの大きめの住戸が多いそう。/左下・「ウエスト経堂」は段々形状の9階建て・全74戸の大型マンション。写真には写っていませんが、広々とした屋根付きの駐輪場があり、そこからもファミリーが多く住む様子が伺えました。/右下・駅からマンションまでは北側に徒歩10分の道のりで、緑豊かな「北沢川緑道」を通ります。緑道が多い〜!

和やかファミリーライフも、こだわり単身ライフも

何度も言っちゃいますが、ファミリーフレンドリーだからって、和やかムード一辺倒じゃないのがこの街です。この辺りに、経堂のおしゃれなお店として、エージェントたちの中でもちょっと有名? なところがあるんですよ。

左上・「城山通り」沿いにある、ハンドクラフト&アンティークショップ「Rungta(ルンタ)」。/右上・インドやアフガニスタン、アフリカなど各国のオブジェがひしめき合う、異国情緒溢れる店内! 国や年代にとらわれないクラフト作品の宝庫です。/左下・『うおー』カメラに完全に背を向け、アンティーク家具パーツに夢中になるナビゲーター。スイッチパーツにご執心です。/右下・窓辺にはグリーンのコーナーが。住まいにこんなグリーンを飾りたい、と妄想が羽ばたく河野のニヤケ顔にもご注目ください。ほんと、こんなお店が近くにあったら通いつめてしまいそうです。

ちなみに店の前の電信柱には “オオゼキ この先” という矢印看板が。『スーパーが近くて便利だね!』と言おうとしたら、その視界を遮るように飛び込んでくる大型スーパー「ライフ」の姿。

左・ああ、「オオゼキ」がこの先にあるんだ……行ってみよう。/右上・とその前に「ライフ」がドーン!/右下・その2軒先に「オオゼキ」がドーン!

『オオゼキには行かせまいとしてますね……』。どうやらこのエリアではスーパーたちが戦国時代を演じている模様(いち生活者としては便利でうれしい限りです)。そんな熱い戦線を意に介さず、幼稚園のお迎えバスが和やかに「城山通り」を走って行くのでした。

生活に便利な大型スーパーやドラッグストアと、こだわりが光る個性豊かなお店と。どちらかだけでなく、その両方がある街なら、暮らしをリアルに楽しむことができそうですよね。

僕たちにはこれから歩むべき道がある

「経堂」からは、世田谷線「山下」駅も散歩しながら行けちゃう距離なんです。世田谷区って、主に電車がヨコ(東西)に走っているので、この世田谷線のタテ移動のラインが使えるってすごく重要なポイントだと思います。

こちらが「経堂」駅の東側に伸びる「ユリの木通り」。両サイドにユリの木が植えられたレンガタイル敷きの並木道は、“せたがや百景” にも選ばれています。これからこの遊歩道をまっすぐ進んで、世田谷線「山下」駅を目指しましょう。うーん、午後の日差しがポカポカで、仕事について語らいたくなってまいりますね!

『ウチの物件いいでしょ!』って魅力を押し付けるんじゃなくて……仲介ならではの、ひとりひとりへのジャストフィットのご提案をしたいんです。価格、広さ、距離、折り合いをつけるのが難しいことばかりじゃないですか。だからこそ一緒にたくさん話して、プロとして考えや気持ちをまとめるお手伝いをしながら、そのお客さまが本当に大事にしていることを見極めていきたい。

小中高大と青春を通してサッカーに打ち込んできた河野、前職ではスポーツ用品メーカーで営業を担当していたそう。“場を作る” というツクルバの思いに共鳴し、体育会系一色の世界から不動産の世界に飛び込んだ。

まっすぐ前を見て、ゆっくり仕事への思いを口にする彼の言葉で印象的だったのは、何気なく出た『合わない靴は履きたくないんです』というひと言。そうだね、ぴったりなものを見つけたい。私たちはみんな、シンデレラボーイ&シンデレラガール(?)かもしれないね。

歩くこと12分で、東急世田谷線「山下」駅に到着。世田谷線は「下高井戸」〜「三軒茶屋」間を結ぶ路面電車で、ほっこりローカルな味わいに癒されるファンも多数♡ この写真右側の坂を下ると、60mほどでもう小田急線「豪徳寺」駅です。

【悲報】お目当てカフェ、臨時休業

「豪徳寺」のパンが美味しいカフェで締めくくろう……と思っていたら、まさかの臨時休業日に当たってしまいました(涙)これはきっと、この街の取材には改めて来るべし、という天のお達しに違いありません。

じゃあ、せっかくですし……「豪徳寺」に行きませんか?

気落ちする私に『僕もパン食べたかったです』と寄り添いつつ、この提案力です。日頃チームでは弟キャラのように皆から可愛がられている彼だと知るだけに、頼もしいギャップ? にキュン。つい『ウン』なんて答えてしまいました。そして瞬く間に地図アプリも起動……やるなあ、ミッチェル。

左・高く伸びる松の木に守られた「豪徳寺」参道。『ここは招き猫の発祥の地らしくて、来てみたかったんです』と河野。/右上・15世紀からの長い歴史を持つ「豪徳寺」ですが、本堂は1967年に改築された、鉄筋コンクリート造の建物。なんだかちょっと親しみやすいですね。/右下・大小の招き猫が1000体以上並ぶ「招福殿」は圧巻! ここは招き猫に願を掛けた人たちが、成就したのちに返納する場所なのだそうですよ。

願い事は何だ?

お客さまの住まい探しをエスコートするこの仕事、今すごく責任とやり甲斐を感じて楽しいんです。僕がチームの最年少だった頃から、愛のムチを振るって指導してくれる先輩にも、仲よくしてくれる同期にも、何よりも仕事で成果を出すことで、感謝が伝わるといいなぁ。そして、自分がベストを尽くしたって納得できる、そんな次のステージ(30代)を迎えたいんです。

写真を見ていただくと、「豪徳寺」の招き猫は、お決まりの小判を持っていないんです。一説にはそれは、“チャンスは猫が招いてくれるが、小判……すなわち結果は、自分の手で掴み取るもの” という考えからなのだそう。

今日の取材で、私のこともばっちりエスコートしてくれていた河野。 緑道の切れ間にパアッと堂々たる「ベルム経堂」が現れたように、きっとその日は突然のように来るよ。

街とマンションと人が好きなミッチェル、彼の仕事で、これからもたくさんの方が自分らしい住まいを見つけられるはず。なんたってサッカー仕込みの健脚で、軽やかに物件巡りに付き合ってくれますから!

編集後記

おしゃれな雑貨店があったと思ったら、大型スーパーが連続して現れ、かと思ったら気の利いた個人の飲食店が現れる。道ゆく人も、文字通りの老若男女MIX。笑う大学生、子犬を連れた老婦人。色とりどりのビーズをつなぎ合わせるみたいに、商店街が走る。緑道が走る。「経堂」を街歩きして、そんな印象を受けました。

農大通り商店街に点在するキャラクターオブジェ。

これまで “ファミリーフレンドリーな街” という捉え方ですっかり分かった気になっていましたが、しみじみ思ったのは『ファミリーに優しい街は、私にも優しい!』ということ。どうして今まで気が付かなかったんでしょう(笑)。気が付けば、単身である河野、DINKSである私が、揃って街の便利さと楽しさにノックアウト。「経堂」に暮らす妄想がどんどん膨らんでしまいました。

半日に渡る取材の中で、思いをなんとか言葉にしようと頑張ってくれたミッチェル、ありがとう。『暑苦しかったらすみません』と照れつつ語るニュアンスがうまくお伝えできず、もどかしいです。

最後に、記事分量の関係で割愛してしまいましたが、「農大通り商店街」の愛すべきキャラクター、ハートフル・ファミリー(総計10名)の設定が彩り豊かでとても愉快だ、ということを追記してお別れしたいと思います。もし「経堂」に興味を持っていただいた方は、検索してみてくださいね♡

今後も、街とマンションとエージェントの素顔にフォーカスした本企画は続きます。どうぞご期待ください。

>ほかのエージェントがオススメする街とマンションは?