「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただきました。


プロフィール》 
名前:井元直子さん
年齢:40代
職業:IT系ビジネス開発
趣味:星空観察

この住まいについて
場所:北参道  
間取り:1LDK+WIC
面積:50.88m² +バルコニー 8.61m²
築年数:39年(1976年7月築)
追加リノベ:①古材を購入し、壁付きの本棚を造作。②梁の下に二面に渡る大きな本棚を造作。本棚に囲まれたおこもり空間を作った。③寝室のカーペットをフローリングに。④洗面台の取り替え。⑤キッチンの向かい側にカウンター設置。
支払い額(以前の住まいと比べて):4万円強アップしたが、1.5倍広くなった!

家を探し始めたきっかけ:自分の好きなようにできる空間に手を入れたかった。

家探し期間:3ヶ月くらい
内見数:9件

Q1:以前の住まいは?

前の家は三宿にあったんですが、実はかなりの格安賃貸物件で、10年も住んでしまったんです。それで特に不満とかもなくて、焦る理由はなかったんですけど、これまで支払った家賃とかローンを借りられる年齢のこととかを考えると、そろそろ購入を考えてもいいかなって。

そんな頃に、大好きなキノ・イグルー(※)有坂さんがカウカモでイベントをすることを知って! イベントに参加してみたところから、いいのがあったら買ってもいいかも(笑)くらいの気持ちになり、実際に探し始めました。

※ キノ・イグルー=「全国を旅する映画館」として、東京を拠点に全国各地のさまざまな空間で、世界各国の映画を上映しているユニット。自由な発想で映画の楽しさを伝えている。(イベントの様子はこちら。)

Q2:この街《北参道》にした理由は?

この部屋との出会いがあったからですね! 最初は全く別エリアで考えていたんです。東横線沿いとか。というか、そんなに街自体にはこだわりはなくて、会社(六本木)から遠すぎず、駅近物件だったらいいなぁくらいでした。

そんなある日、松陰神社前の物件を見に行ったら、街の雰囲気にすっかり惚れ込んでしまって。この街に住みたい! と思ったのですが、ここだという物件になかなか出会えずにいたんです。

そんな時に、この部屋に出会ってしまったんです! そこから、この辺(北参道、代々木)のことを調べてみたら、山手線から徒歩5分圏内で便利だし、実は手頃なスーパーもいくつかあって、意外と住みやすそうだったのでいいなぁと。

Q3:この家に決めた理由は?

カウカモの記事で見て、内装が気に入ったんです。実際に見に来て部屋に入ってすぐに、やりたいことが全部できるのが見えました! ナチュラルで、手づくり感があって、こもった感じが作れる部屋がよかったんですが、まさにぴったり。本棚に囲まれて、カウチソファーに座って、くつろいでいる自分の姿が想像できました。

また、ひとつのダイニングテーブルで、仕事も趣味もごはんも完結させる、というスタイルがよかったんですが、それもイメージ通り。住みたい空間、やりたいこと、雰囲気、そして収納もぴったりでした(笑)。

Q4:《リノベーション済みの中古マンション》を買う以外の選択肢は検討した?

検討しました。こだわりが強かったので、スケルトン、未内装の状態からリノベーションすることも考えました。でも、内見しに行った未内装の物件は、前の人の生活が残っていて、なかなか自分が暮らしている様子が想像しにくかったですね。

あとは、結果、リノベ済みのマンションを選びましたが、万人向けのリノベがされている物件の場合、なんだか中途半端に感じてしまうこともあって・・・。でもここは、ほどほどに手が入れられてないのがちょうどよかったです。

Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

住んでみなきゃわからないことは必ずあるので、騒音とか夜中の人通りはどうなんだろうとか、不安はありましたね。でも実際全く問題なかったし、ここは日勤の管理人さんがとってもしっかりしてるのもあって、安心でした。あと、古いからという不安もなかったですね。リセールバリューもここのロケーションと広さなら安心でしたし。

ただ、親への報告のタイミングとかはちょっとめんどくさかったかも(笑)。もしかしたら親が何かしら考えてくれているなんてこともあるかもしれないので、報告と連絡はこまめにしといたほうがいいと思います。

Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?

部屋探しって、単なる買い物ではなくて、自分のこの先の人生の生き方を探していくことだと思うんです。それをシリアスにやっちゃうとキツイですが(笑)、その部屋にどんなものがあったら幸せだろうかとか、どんな人とどんな時間を過ごせたら幸せだろうかっていう、「自分の理想の幸せな空間づくり」から考えていく、人生に必要なものを探す “ジャーニー” だと思うんです。カウカモのエージェントさんは、そのジャーニーを一緒に歩いてくれる旅先案内人だと思います。

購入した後も、エージェントさんと一緒に、長野にあるReBuilding Center Japan(愛称リビセン)(※)に、古材を使ったダイニングテーブルを作りに行ったり。追加リノベ工事担当として紹介してもらったcotoさんとも相性ぴったりで、リビセンで買ってきた古材を使って本棚を作ってもらったり。そしてすっかり仲良しな関係者みんなを呼んでホームパーティーをしたり。これからはお仕事でも一緒に何かやりたいね、なんて話もしています(笑)。

※ リビセン=“ReBuild New Culture”という理念のもと、解体される古い建物から古材や建具、家具などを救済=レスキューし、販売する場所。(以前、取材させていただいた記事はこちら。)

 Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

本棚の下のおこもり空間ですね! それと寝室もお気に入りです。寝室の奥にあるウォークインクローゼットのおかげで、寝室には物を置かなくて済むので、そのすっきり感がいいです。

そしてこれからは、アートも好きなので飾りたいし、ライティングももう少し増やしたいし、クローゼットの断捨離もしなきゃ(笑)。それと、プロジェクターも買ったので映画を見るのも楽しみです。追加リノベした棚の上に置けるように、配線もしてもらったんですよ。

あとは、スマートホームの実現は絶対やらなきゃ!! ハコは古くても、テクノロジーでいくらでも快適にしていけるって信じてます!

 Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!

最初から明確なイメージで家を探せる人って少ないと思うんです。部屋探しをしていく中で、自分にとっての幸せ、何が必要で、何がそうでないかをぜひ探していってください。カウカモのエージェントさんはその力になってくれると思います。内見したりしていく中で、エージェントさんとどんどん話して、イメージを共有していけば、自分の中でもクリアになってくるし、そうすれば見つかったお部屋に対してもハッピーになれると思います。

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