「いいお顔立ち」と伝えたいマンション
ひと言で言うと、正統派マンション。 萌える要素は少ないんだけど、すごく信頼できる。とにかく安心感と包容力！
“ヴィンテージマンション” は名作家具とかクラシックカーみたいな感じで、“愛嬌あるマンション” は蚤の市に並ぶ一点もののアイテムのよう。正統派を例えると……？
“いいお顔立ち” のマンションは、恋愛でいうと……結婚したい相手！『昔はヴィンテージや愛嬌あるマンションにも惹かれたけど〜』みたいな（笑）。
わかる！『ヴィンテージはお金（セントラルヒーティング費や建物維持費等）かかるからな〜』とか言いそう（笑）。
※ あくまで例えです。
貯金をちゃんとしている堅実なタイプで、住み心地の良さとか、本質的な不動産の資産性を考えてメンテナンスしている…… 健康優良児！
僕にはめっちゃ分かるんだけど、コレ伝わるかな（笑）。
出会った人がみんな笑顔になるというか（笑）。こういうマンションって、良好なコミュニティを形成できてることも多い気がする。「イトーピア吉祥寺マンション」なんて、昔案内で行ったとき、ロビーに "収穫したてのお野菜どうぞ" ってメッセージと一緒に置いてあったことがあって、いい意味ですごく驚いた。
1974年竣工の「イトーピア吉祥寺マンション」。建物のすぐ横にはケヤキ並木があり、穏やかな環境。
個人的に推したいのは「下馬ハイム」！ とにかく管理の良さが滲み出ててさ。あと「上目黒パークマンション」も何度か仲介させていただいたんだけど、施工は大手ゼネコンの竹中工務店、管理体制もいいし、おまけに管理人さんがめちゃくちゃお住まいの方々に慕われてるんだよね。
エントランスで管理人さんと住人さんが仲良く会話してるマンション、たまにあるな〜！
“いいお顔立ち＝周辺環境がいい” の方程式!?
こないだ発見したんだけど、いいお顔立ちのマンションの近くにはほぼ間違いなく緑があるんだよね！ 「下馬ハイム」の近くには世田谷公園、「上目黒パークマンション」は目黒川沿いだし。あと「ドルフ都立大」も呑川緑道沿い、「ファミール久堅」も播磨（はりま）坂の桜並木沿いでしょ!?
すごい発見（笑）。確かに “駅近” とかのスペックでは表せない、特筆すべき環境の良さがあるのかも！
左上・三軒茶屋にある「下馬ハイム」。1971年に竣工した “下馬エリア” の長身マンション。／右上・池尻大橋にある、1971年竣工の「上目黒パークマンション」。／左下・1972年竣工の「ドルフ都立大」は、カウカモで何度もご紹介しています。／右下・茗荷谷にある、1973年竣工の「ファミール久堅」。重厚感あるハンサムな建ち姿。
「幡ヶ谷ハウス」は敷地内の緑が豊かで、アプローチ自体が並木道になってるよね！
1976年竣工「幡ヶ谷ハウス」は、至る所に緑が青々と茂っています。和風の庭園もあり、樹木の剪定もキチンと行われていて清々しい！
「シーアイマンション駒場」も北沢川緑道沿いだし、隣には公園があるな！
池尻大橋にある「シーアイマンション駒場」。総戸数269戸で、エントランスには車寄せが。敷地内には小さな庭園もあります。
「ドルフ目黒」も安定系で、いいお顔立ち！ 林試の森公園に近いし。
武蔵小山にある「ドルフ目黒」。なかなか修繕の手が回りにくい住戸の玄関扉も交換済みのマンション。
このタイプってファミリー向けの大型マンションに多い傾向があるよね。周辺環境もゆったりのんびりって感じで、住環境ともしっかり紐付いてる。
ラグジュアリーなエリアってイメージじゃないかも。意匠に可愛げはないけど、その分どっしりと構えてるよね！
【いいお顔立ちの特徴】
・緑が近い、穏やかな環境に立地
・大規模でドーンと構える包容力
・見た目は地味だけど、誠実な管理実績
