暮らしや街への愛を込めて、カウカモ編集部が切り取った東京の街風景を伝えてきたアカウント「@cowcamo_editors」。このたびのアカウント統合に伴い、フォロワーの皆さんと共有してきた過去の思い出の投稿を振り返ります。

cowcamoのInstagramがリニューアルします!

こんにちは! カウカモ編集部に2020年2月にジョインしたshunshunです!

2018年5月に開設した、カウカモ編集部のInstagramアカウント
「暮らしや街への愛を込めて、カウカモ編集部が切り取った東京の街風景をみなさんにお届けする」というテーマで平日のほぼ毎日投稿を行なってきました。

これまで数多の東京の街を撮影してきましたが、このたびメインアカウント @cowcamo と統合する運びとなり、編集部アカウントはその役目を終えることに。
名残惜しい反面、今まで以上に魅力的な情報発信をするべく、編集部一同で気合いを入れ直しているところです。

メインアカウント@cowcamoはこちら!

投稿で振り返る、カウカモ編集部スタッフの好きな東京の街

さて、突然ですが皆さんには好きな「東京の街」はありますか?

今回は、編集部アカウントの軌跡を、過去の投稿とともに振り返ってみます。 その人の個性や感性といったものが浮き彫りになる街選び。「暮らし」に対して独自の目線を持つ編集部スタッフは、「東京の街」に対してどんな想いを抱いているのでしょうか。

第1回のテーマは、カウカモ編集部スタッフの好きな「東京の街」。街の楽しみ方は千差万別ですが、この記事を通してひとつでも多く街選びのヒントが生まれれば幸いです。

それでは参りましょう!

1. uen「青山一丁目」

トップバッターは、いくつもの趣味を楽しみ、”三度のメシより釣りが好き” な驚異のマニアキャラとして社内でも有名なuenさんです。

出版社に勤めていた頃、神宮外苑〜青山一丁目〜六本木のルートを毎日バイクで通っていた。上司にこっぴどく叱られて泣きながら通ったり、企画が上手くいってニヤケ顔で通ったり。今でも青山一丁目に行くと、そんな思い出がリフレイン。

この周辺には「あ、好きだな」と思う場所も多く、公私問わず一番行く機会が多いエリアかも。Instagramでも載せた、桜のきれいな青山霊園や、カウカモでイベントを開催した都会のオアシス「シェアグリーン南青山」、あのコと初デートした「国立新美術館」などなど。あと、ホンダ党としてはホンダ青山本社の一階にある、カフェ併設のショールーム「Hondaウェルカムプラザ青山」も推したい。

バイクが趣味のuenさんは、このあたりの道を日夜走っていたそう。東京のきらびやかな夜景を横目に走れば、さぞ気持ちがいいんだろうなあ……。青山一丁目といえばほかにも、建築家 丹下健三によって設計された「草月会館」もありますよね。

全面ガラス張りのファサードが赤坂御所の景色を反射して、晴れた日には美しく空と緑を写しているんです。ぜひみなさんも新緑の時期に訪れてみてくださいね。

▼uenさんの趣味満載な暮らしについての詳細記事
キッチン脇にエアガン、リビングに100インチシアター!
趣味満載のワンルームリノベ

2. go「北参道」

続いては、カウカモスタッフのなかでも無類のマンション好き、goさん。二子玉川のご自宅では緑溢れる暮らしを楽しんでいますが、好きな街はやはり歴史のあるマンションが集う “北参道エリア” でした。

とにかくヴィンテージマンションだらけなので、この街を歩くのが好き。ビラビアンカ・ビラセレーナ・ビラフレスカなどの “ビラシリーズ”、第7宮庭マンション、千駄ヶ谷ハウスなど。原宿ビューパレー、チサンマンション原宿も有名ではないけどすごい好き。古いからこその味があるものが似合う街。

原宿周辺にあるアパレルブランドの事務所や倉庫がたくさんあって、クリエイティブ職の人が多くいる街。静かだけど感度の高いお店などが多いエリアなので、楽しく街歩きをするのにちょうどよい。個人経営の意欲的なカフェが多く、「TAS YARD(タスヤード)」や「THE DECK COFFEE & PIE(ザ デック コーヒーアンドパイ)」は内装もリノベ感があって格好いい。居心地がよい場所、というよりはすごく楽しめるスポット。

以前はこの街にリノベ部材を販売する「toolbox(ツールボックス)」のショールームがあって、中古マンションリノベ一色の1日を過ごせたんだけど、移転しちゃったなぁ。個人的には残念。

編集部忘年会で、新国立競技場と併せて投稿したけど、両方まわって新旧を比べるのも良い感じ。

“オシャレ” ではなく “お洒落” という文字が似合うこの街は、街のいたるところに表情豊かなヴィンテージマンションが建ち並んでいます。東京の街の中でも青山・麻布とはまた違った格式高さを感じさせる、そんな雰囲気。

街の雰囲気作りには建物の顔つきも大事なんだと、この街を歩くと思わされます。

▼goさんの二子玉川での暮らしについての詳細記事
リノベだからニコタマに住めた!
緑溢れるギャラリーのような家

3. shoko「半蔵門」

続いては編集部の頼れるお姉さん的存在、shokoさん。社会人をスタートさせた、思い出深い土地を紹介してくれました。

着慣れないスーツと苦手なヒールで、社会人をはじめた街。最初はオフィスビル以外に何もないことに驚いたけど、街を知らないだけで隠れた名店やスポットがたくさんあった。

東へ向かえば「皇居」もあって、春は「千鳥ヶ淵」に何度も桜を見に行った。同じ桜でも「代々木公園」で見る桜とはなんだか少し違って、ここで見る桜で大人になったことを実感。

内堀通りから見える「東京タワー」にも少しくすぐったい気持ちだった。職場を変えてから久しぶりに訪れたいと思ったのは、友人が女将を勤めるカフェバー「イイジカン」ができたから。

銀皿に乗ったプリンは、何歳だろうと心が踊る。

半蔵門エリアの無機質な印象は、桜の季節に「千鳥ヶ淵」へと訪れるたびに思うことでした。僕の印象は、そんな街。ですが、日々通うことで徐々に見えてくる街の奥深さもあるのではないでしょうか。

じっくりと街を探求することで、街角の喫茶店を見つけたり、こじんまりとしたギャラリーが目に留まったり。街の解像度が鮮やかになればなるほど、自分なりのその街への愛着が湧いてきますよね。そんな街を、人生でひとつでもふたつでも増やしていきたいものです。

4. mocha「清澄白河〜門前仲町」

続いては、下町のハシゴ酒が大好き? 酒癖の悪さはご愛嬌? との噂をよく耳にするmochaさん。下町情緒の溢れる街「門前仲町」を挙げていただきました。

街全体がごちゃごちゃしてなくて、時間の潰しかたがいくらでもある。大きな商業施設があるわけじゃないけど、個性豊かないくつもの飲み屋だったり、このエリアのシンボル「富岡八幡宮」に、地域に根付く商店街にと、この街にしかない施設がたくさん。カフェやコーヒーが有名だけど、個人的には多国籍料理屋が多いのが好き。

特に「東京都現代美術館」は好きなスポットで、マニアックな企画展も楽しい。施設内のカフェのパンも美味しいし、ミュージアムショップには掘り出し物があったりして、お金がなくてもいい時間が過ごせるんです。

ここ数年で雑誌でも取り上げられる機会が増えた、東京のおしゃれスポット「清澄白河」「門前仲町」。このエリアの特徴といえば、川沿いのゆったりとした時間の流れ。フラットなエリア内におしゃれなカフェや飲食店が点在しているため、歩いているだけでも楽しいエリアです。"城西エリア" にはない、東京の下町独特の雰囲気がありますよね。

個人的には、「YUJI Ramen Tokyo(ユウジ ラーメン トウキョウ)」というラーメン屋さんがおすすめです。『この街に行ったら、絶対ここに寄るよね』というお決まりのお店があると、その街に訪れることが毎回楽しみになりそうです。

5. midori「知らない通り道」

続いては、東北出身で、おいしいお酒と料理を求め日夜東京の街を歩きまわっているmidoriさんです。midoriさんは特定の街ではなく、街歩きに対する視点を語ってくれました。

目的を決めずに街をフラフラ歩くのが好きです。大通りから一本裏道に入って路地を歩いてみたり、いつも通る道とは別のルートを通ってみたり。時間に余裕があるときは、そんな風にして街歩きを楽しんでいます。そうすると、普段は見過ごしてしまいそうな素敵なお店や建物、風景が見つかって得した気分になります(笑)

この投稿は、私が取材の途中に出会った素敵な壁たち。様々なタイルの組み合わせは、色のトーンや質感で雰囲気が変わって素敵だなとか、お気に入りのコレクションも同じサイズ感でずらりと並べたら統一感が出るなあとか、やっぱり緑のカーテンは憧れるなとか、最近はリノベに活かせそうな壁たちを見るのが街歩きの楽しみ方になっています。

どこか特定の街、お店を目的にするのではなく、そのタイミングでのふとした出会いを大切にする姿勢。取りこぼしてしまいそうな景色に目を向け、建物のデザインや街の風景のバランスを面白がる心。

ちょっとした好奇心を持つことで、街遊びはより豊かな時間になることを教えてくれました。

6. daisaku「東京のスポットたち」

続いては、ストリートカルチャーに詳しいdaisakuさん。シティーボーイの代名詞のひとつといえば “スケートボード” 、略してスケボーですが、daisakuさんは学生時代から慣れ親しんできたそうです。

そんなdaisakuさんからは前述のmidoriさんと同じく、街歩きに対する視点について、スケボー目線で教えてくれました。

物件取材をしていると、時々 “アレ” に出会えるのが東京の好きなところ。“アレ” というのはスケートボードができる場所、通称  “スケートスポット”。最近は全くできていないのですが、学生時代はスケートボードに明け暮れていた私。

取材の帰り道などで街をテクテク歩いていると、当時訪れた懐かしのスケートスポットや、スケートビデオで見たスポットにばったり出会うんです。

狭くて、あらゆるものが密集している東京のスポットは、世界的に見ても難易度が高いと言われていて、その分試されるのはトリックの正確性と想像力。スケートに馴染みのない人は見向きもしないようなモノや場所を、独特の感性と想像力で遊び倒すのがスケーターなんです。

だから彼らの街を見る視点って、すごくおもしろい。もし興味があれば、動画サイトでスケボーの動画を見てみてください。あの街のあの場所で、こんなことができるんだって驚くと思います。動画を見た後、あなたの街を見る視点も少し変わっているかも。ちょっぴり変態的な東京の街の楽しみ方をしてみるのも、おもしろいですよ。

スケートボードという切り口で街を見てみる、そんな東京の楽しみ方も面白そうです。フォトグラファーが切り取る東京の街を参考にしてみたり、あえてなにかのフィルターを通して東京を覗いてみる。そうすると、いつもとは別の視点が、街を見るうえで新鮮な気づきを与えてくれそう。

7. baychan「高円寺」

続いては、私shunshunと同じく2020年2月に同期入社のbaychanさん。銭湯好きとして社内でも有名なbaychanさんからは、中央線ユーザーから圧倒的な人気を誇る街「高円寺」を銭湯に絡めて紹介してもらいました。

就職してひとり暮らしをするようになったら、学生時代から縁があってよく通っていた「阿佐ヶ谷」の周辺で暮らすことを決めていました。それが叶って、新卒で入った会社では営業職に配属。

なんだか思ったよりも忙しく(何もわからないのに常時15案件くらい抱えてた笑)、心と身体のバランスを崩しそうになったときの私を救ってくれたのが、夜遅くまで開いている “銭湯” でした。

高円寺の「小杉湯」は、約90年も続く昔ながらの銭湯。日替わりのお湯(麦茶風呂が好き)やミルク風呂に加えて、地元や地方のお店とコラボする週末のイベント湯が楽しいんです(最近では、クラフトジンの湯がよかったな〜)。

浴場は清潔だし、アメニティが充実しているから手ぶらで行けるし、土日は朝早くから営業◎ 日曜日はいつもゆっくり朝湯に入って、コーヒー牛乳を飲んでから一日を始めています。サウナないけど交互浴で超 “ととのう”。

銭湯、特にサウナにまつわる民放のドラマが放送されるなど、SNSをきっかけに今東京では銭湯ブームが起きていますよね。サウナと水風呂を交互に入ったときに感じる、あの “ととのった” 状態、なんともいえないものがあります。

学生時代に通った好きな街に、社会人になって住み始める。みなさんも、そんな経験をされたことはありますか?

8. shunshun「御茶ノ水」

続いては私shunshunより、高校時代を過ごした思い出深い街「御茶ノ水」を紹介させていただきます。

御茶ノ水は私が受験生時代を過ごした街です。予備校の授業前、駅前の本屋に寄ってお気に入りのカルチャーライフスタイル誌を立ち読みするのが習慣でした。大学生になってからは、実家と大学の中間地点だったこともあり、よく喫茶店やカフェを1人で巡っていて。

ココナッツカレーのショップ「チャントーヤ」でランチを食べたあとは、「神保町ブックセンター」で気の向くままに本を読む。夕方ごろになったら駅前の「喫茶 穂高」に移動して、深緑のソファ席に腰掛け、夕日に照らされた神田川が映る窓の外を眺めながら、ちびちびとブレンドを飲む。

そんな時間の使い方をするのが、非常に心地のよい時間です。

社会人になってからの街の思い出と、学生時代の街の思い出。みなさんはどちらの思い出を強く思い出しますか?

幾度となく通った通勤・通学ルート。あの子とゆっくり歩いた駅までの帰り道。頑張った日のご褒美を買いに立ち寄った街のパティスリー。どれもこれもラベリングする必要はないのですが、なにか強く思い出せる街の追憶を持っていると、その街により深く愛着を持てる気がします。

9. daichan「西荻窪」

続いては、イベントチームリーダーのdaichanさん。中央線の穴場として、最近はおしゃれな飲食店が続々オープンしている「西荻窪」を挙げていただきました。

"ほどよく" 日常を楽しむスパイスをくれる街かなと。ほどよくってのがポイントで、押し付けがましくないんです。幼少期から20年以上を過ごしてきたけれど、大人になって街の表情を知るほど、魅力が分かるようになりました。

以前編集部忘年会の記事に書いたけど、新旧問わず飲食店の選択肢が広くて、とにかく色の密度が濃い。そして街の人の距離感も心地よい。八百屋もカフェも本屋も、気取らないのがいいところ。自然体で過ごせます。

うちの親父がこの街に家を買ったのは、今になって本当にグッジョブだなと(笑) 写真は二十歳の頃にバイトの先輩と行って以来、通っている「戎(えびす)」です。『ひとり3杯まで』がルールの梅酒の濃さに驚いて、コスパの良さに感動した。大衆酒場にハマったのはここがきっかけ。

闇市の雰囲気が残る柳小路ではハシゴ酒が楽しい(朝までイケる)ので、昼からどっぷり、美味しい食べ飲み街歩きをおすすめします。

飲食店の選択肢が多いことも、街の魅力といえます。西荻窪は特に、センベロできる大衆居酒屋があれば、フード専門誌にも注目のお店として掲載されるようなビストロもあったりと、振り幅が大きいことが特徴。

徒歩圏内で味の冒険ができたら、彩りのある日々が送れそうです。ご飯好きの筆者としては、本当に羨ましい……(笑)

9. naomichi「祐天寺」

続いては、イベントチームメンバーのnaomichiさん。東急東横線随一のカルチャータウンとしても名高い「祐天寺」について語ってくれました。

ローカルに愛されているインディペンデントなショップや飲食店が多い街。古着屋のイメージが強い祐天寺ですが、住んでみて思ったのは、実はグルメな街でもあるということ。

駅前だけでなく、裏路地や駅から少し歩いたところに、食欲をそそられるお店がポツポツと点在しています。 町中華が好きな私にとって、魅力的なお店が数件あるところも推しポイント。なかにはちょっぴり入りづらい雰囲気のお店もありますが、一度入ってみると意外と平気だったり。

暖かく迎えてくれる感じが、古巣の北千住を思い出させてくれます。 そんな情緒的な街の雰囲気に心を寄せて、私はこの街を選んだのかも知れない。

祐天寺といえば、美容師を始めとしたクリエイティブ系の職業に就いている方が住んでいる印象があります。仕事終わりに訪れるお客さんの需要もあってか、祐天寺の飲食店やアパレルショップは、どこも深夜までの営業が多い傾向。

お酒をちょろっと飲みながら、スタッフの方と服談義をしたり。渋谷でご飯を食べた後、家の近くでもう1杯を楽しんだり。祐天寺に住むと、夜の時間がより楽しくなる気がしますね。

10. wakana「丸の内(東京駅周辺)」

続いては、元編集部で現在は事業企画を担当しているwakanaさん。wakanaさんからは、東京の玄関口として知られる「丸の内(東京駅周辺)」をあげてもらいました。

ネクタイに縁がなかった、わたしの人生。クライアントとの打ち合わせでこの街に行くと、いつもの自分の環境や人とは違う空気感につつまれて、なんだか七五三してるみたいな気持ちになる。自他共に認めるいい歳になった今でもそうなんだから、これはきっともう変わらないかもね。

休みの日には、着やしないスーツを眺めて『うーん』と言ってみたり、気の利いたレストランのメニューを眺めて『うーん』と言ってみたりして。一応もう払える大人になってるんだけど、なんだかちょっと、カカトが浮いてる感じを味わいたいのだね。

昔と変わらずカオスな街も好きだけど、こういう余裕のある街が気分なのは、多少はオトナになったということなのかな。

東京駅周辺のいわゆる "丸の内エリア" は現在も各所で再開発が進み、数多くの高層ビルが建ち並んでいます。広告がほとんどないためか、街全体に統一感や気品が感じられますよね。

ビシッとスーツを着たビジネスマンたちが颯爽と街を歩いている、そんな印象。普段スーツを着ない自分からすると、なんだかそわそわしてしまいます(笑)

みなさんはこのエリアにどんなイメージを持っていますか? 仕事や人間関係など、自分がどのような環境にいるかによって、街に対する感覚は大きく変わってくると思います。ぜひ普段お話しないようなご友人と、あえてこういった街のイメージを語ってみてください。きっと、面白い気づきがあると思います。

11. ayako「市ヶ谷〜淡路町

最後に、カウカモ編集長のayakoさん。現在は渋谷に住んでいるayakoさんが教えてくれた街は、「市ヶ谷〜淡路町」。散歩好きならではの視点を教えてくれました。

休日は “東京・ロング散歩” に出かけるのが何よりの楽しみ。直線で市ヶ谷から淡路町を目指すのではなく、「市ヶ谷フィッシュセンター」のある新見附濠〜神田川沿いを、桜を追いかけるように4kmほどずーっと歩いて、最終目的地の「近江屋洋菓子店」まで。

川沿いの東京がどうしようもなく好きなのですが、神田川沿いの散策もまた楽しかった。この日通ったのは飯田橋(ちょっと神楽坂の方に寄り道して肉まんを頬張る)、水道橋(「東京ドームシティ」で大空の下ハイボールを一杯! )、御茶ノ水(永遠の憧れ「山の上ホテル」を外から鑑賞)、最後は “おうち時間” を幸せいっぱいにしてくれるケーキを求めて淡路町。

寄り道しながら、たぶん3〜4時間は歩いたんじゃないかな。かなり散歩欲が満たされました(笑) ちなみに、1枚目のムービー。曇り空だったのが残念すぎて、晴れた日に打ち合わせがてら編集部 / イベントチームのdaichan&naomichiを連れて市ヶ谷駅まで撮り直しに行ったのも、いまとなってはいい思い出です。

散歩を通して楽しむ東京。ayakoさんがテーマとして置いた "川沿い" のように、いつもとは違う切り口で街を歩くのも一興。普段、僕たちの目的地はいつも○○駅から何分と、駅を主眼に語られがちです。

街と街の狭間にこそ、オリジナルな店があったりするもの。そんなグラデーション地帯を見つけようと、あえてプランを定めずに歩いてみるのも楽しそうです。

ちなみに私shunshunはayakoさんのようにひとり東京散歩を楽しんでいたところ、偶然見つけたとっても好みな雰囲気のカフェに一目惚れし、今ではその周辺で暮らしています(笑)

"あえて" を楽しんでみる。その余白から、自分の好きな東京が見えてくるかもしれません。

▼ayakoさんの住まいについての詳細記事
カウカモ編集長、渋谷で中古マンションを買う。
未来を見据えながら、今を楽しむリノベーション!

#好きな街 から見えてくる東京。

いかがでしたか?

各スタッフの #好きな街 、街の思い出を聞いて、みなさんのなかにも「こんなことがあの街であったなあ」「久しぶりにあのお店に行ってみたいな」なんて、思い出したことがあったのではないでしょうか?

記事を通して、みなさんのちょっとした行動のきっかけになってくれたら幸いです。(新型コロナウイルスによるこの状況が、一刻も早く終息することを願います)

私が敬愛するカルチャー誌「POPEYE(ポパイ)」の東京特集には、30年前は麻布や青山等が特集されていましたが、近年は北千住や金町などが特集されています。

時代ごとに東京の重心が変化するなかで、同じ街に見えても纏う空気感は変わっていく。そんな街の移ろいを、みなさんと共に今後とも “住まい” を通して楽しんでいけたらと思います。

各スタッフから思い出を聞いてみても、東京にはまだまだたくさんのワクワクする場所がありそうです。他にも編集部Instagramには街の風景を切り取ったさまざまな投稿がありますので、ぜひ一度覗いてみてくださいね!

編集部アカウントは2020年5月15日にメインアカウント@cowcamoに統合され、今後はそのなかでカウカモマガジンのコンテンツが発信されていくことになります。

ぜひ、メインアカウントもフォローしてお待ちください!

【関連リンク】
メインアカウント @cowcamo

編集部メンバーのプロフィール

カウカモ編集部 大忘年会 2019 -大江戸線行脚-