子どもも大人も。美味しくて楽しいくつろぎのカフェ
お子さま連れの友達とランチする時、いつも困っていたのがお店探し。子どもも一緒に気兼ねなく食事ができるお店って意外と少ない。三茶には・・・ありますよー! 子どもも大人も大満足の『FARM KITCHEN HiDE』。
店内には子ども向けの絵本がたくさん。食事中の子どもが飽きないよう、壁にはプロジェクターでアニメを上映する工夫も。小さな赤ちゃん向けには、座席横で使えるベビーサークルまで用意されていて、子どもも大人もゆっくりくつろげるように・・・とのお店の心配りに感動しちゃいます。
もちろんご飯もとっても美味しいのです。
ランチで一押しなのが、「パンチェッタとキノコのクリームソースの焼きリゾット(1100円)」。クリーミーなリゾットの周りを香ばしく焼きあげ、とろりとクリーミーなのにパリっとしている不思議な食感が楽しめます。食後には、カラメルソースの程よいアクセントがきいた甘さ控えめの「自家製リコッタチーズのパンケーキ(1000円)」を。ふわっふわなのに、口の中に入れた途端ジュワッと溶けていくような感じが・・・もはや神がかっています!
『FARM KITCHEN HiDE(ファームキッチンヒデ)』
住所/東京都世田谷区太子堂4ー6ー2ー2F
TEL/03-6805-5960
営業時間/ランチ11:30-15:00、ディナー18:00−24:00
定休日/不定休
絶対通いたくなっちゃう! ジューシー手作りハンバーガー
私が三茶をさんぽしたいと言った時に、たくさんの人にオススメされたのが、オリジナルハンバーガーの『Baker Bounce(ベーカーバウンス)』。テイクアウトもでき、平日の昼間から大盛況のお店です。
キッズ用のメニューも有るので家族連れも多いですが、ご近所さんぽっぽいおひとり様もけっこういます。店員さんもとっても明るくて賑やかで、地元に愛されてるって感じがします。近所に住んでたら間違いなく通っちゃいそう!
炭火でジューシーに焼かれたパテは、脂身が少なく肉感たっぷり。バンズはカリっとしてて香ばしく、フレッシュな野菜もぎっしり。クッキングパパがBBQで作ってくれたようなダイナミックなハンバーガーです。
そして、忘れられないのが、付け合せの手作りのケチャップ。野菜をじっくり煮込んで作っているそうですが、思わず器ごとそのまま舐めてしまいたくなるほどの美味しさ。
『Baker Bounce(ベーカーバウンス)』
住所/東京都世田谷区太子堂5-13-5
TEL/03-5481-8670
営業時間/平日 ランチ11:00-14:30L.O ディナー17:30-22:30L.O
土曜日 11:00−22:30L.O
日祝日 11:00-21:30L.O
定休日/不定休
心癒されるコーヒーと、一期一会
賑やかな商店街を抜け、通りを少し脇に入ったところに、見るからに素敵なコーヒー屋さんを発見。ドアを開けると、そこにはしっとり落ち着いた雰囲気の店内に漂うコーヒーの香り・・・。無類のコーヒー好きの私、なんだかドキドキしてまいりました・・・!
コーヒーとの出合いはまさに一期一会。同じ産地の豆で入れたコーヒーでも、お店によって、日によって、そしてその一杯ごとにすべて異なる味、個性を持っています。その時に、その場所でしか出会えない一杯。今日はどんな一杯に出会えるかな・・・ワクワクしながら待つ時間もまた幸せ。
ほんとに素敵なお店です。今度来るときは文庫本かMacBookを持って来て、自分の時間を過ごしたい。珍しくコーヒーチケット買いたくなりました。
『Cafe Obscura(カフェオブスキュラ)』
住所/東京都世田谷区三軒茶屋1-9-16
TEL/03-3795-6027
営業時間/12:00~23:00 L.O/22:30
定休日/第3水曜日
この八百屋さんの常連さんになりたい!
普段忙しくてあまり料理できないのだけど、それでもできるだけ新鮮で、安心な野菜を買うようにしています。
三茶にもそんな産直みたいな場所あるかな、さすがにないかな・・・などと思っていたら、ちゃんとありました・・・! もう、三茶には何でもある、三茶を一歩も出なくても暮らしていけるんじゃないか!という気すらしてきました・・・。
農家さんと直接契約して仕入れた減農薬・無農薬農産物を扱う、ちょっとオシャレな八百屋さん『三茶ファーム』。
スーパーの野菜売り場では見掛けないような、珍しい野菜も数多く扱っていて、付近の飲食店からも仕入れに来るそう。私が店内をちょっと覗いている間にも、次から次へとお客さんがやって来ては「今日はあれないの?」「こないだの○○、美味しかったわ!」と、皆さん実に楽しそう。うわ~! 私もここの常連さんになりたい・・・!
食べたことのない野菜でも、店員さんがとてもわかり易く食べ方や調理方法を教えてくれるので安心。全国配送も扱っていますが、店員さんとのやりとりも楽しみの一つ、ここはぜひ直接店頭に足を運びたいところです。店員さんが1枚1枚手描きしているオリジナルレシピもあります。
『三茶ファーム』
住所/東京都世田谷区三軒茶屋2ー13ー16(エコー仲見世商店街)
TEL/070-5454-8318
営業時間/12:00~21:00
定休日/水曜日
日が傾くころ訪れたい・・・。大人のバーラウンジ
ほぼ全面ガラス張りの店内は驚くほど見晴らしがよく、三茶の街を見降ろせます。日の光が明るく差し込むデイタイムと、沈む夕日に三茶の街が赤く染まっていくトワイライトタイムでは異なる表情を見せてくれる、とても特別なお店です。わいわいお友達と集まるのにぴったりのお店でもあるのですが、黙って外を眺めながらお酒を飲むのもまた似合います。
古材を使った個性的な内装で、かつて銭湯で使われていたものが沢山あるそうです。古い窓枠が無造作に壁に掛けられていたり、柱がテーブルになっていたり。一見バラバラのように思えるインテリアには不思議な調和が生まれ、その場で時を過ごす人たちを優しく包み込んでくれる、最高に居心地のいい場所です。
『a-bridge / エーブリッヂ』
住所/東京都世田谷区三軒茶屋2ー14ー12 三元ビルRF
TEL/03-3418-5013
営業時間/平日 ランチ 12:00-17:00(Food L.O/17:00)
ディナー 17:00-24:00(Food L.O/23:00)
バータイム 24:00−25:30(Food L.O/24:30 Drink L.O/25:00)
日祝日 ランチ 12:00-17:00(Food L.O/17:00)
ディナー 17:00-24:00-(Food L.O/23:00 Drink L.O/23:30)
定休日/水曜日
三軒茶屋さんぽ、まとめ。
今回は、丸一日かけて三軒茶屋の街をおさんぽしましたが、他にも気になるお店が盛りだくさんでした。
夕方になると、夜営業の飲食店が準備を始めるのですが、お店の入り口を大きく開け放ったまま、準備している様子が見えるお店がちらほらあって、中からいい匂いもしてきたりして、もうワクワクしてしかたありませんでした。
都内のどこにでもアクセスがよく、美味しいものがおおいので、ちょっとアクティブな人にはたまらない街かも知れません。おっとり暮らしたいというより、都会的な暮らをしたい人に向いてるかも。
都会的と言っても、下町情緒も感じられる昔ながらの商店街や、安いスーパーもあるので、とても生活しやすそうです。買い物だけでなく、クリニックやカラオケ、スポーツジムまで、とにかく何でも揃っているので、究極に便利です。
私がこの街に住んだら、まず自転車を買って、平日は八百屋や肉屋やパン屋をまわって食材を買いながら、気になるお店をリサーチ。
週末には友達を呼んで、三茶の美味しいものを食べに行くツアーに繰り返すに違いない。と思った三茶さんぽでした。
よかったら、あなたも三茶さんぽしてみませんか?
取材・文・撮影:浅野聡子
買うカモ!? 気になる「三軒茶屋」の中古事情
三軒茶屋駅は渋谷駅から田園都市線で5分程、世田谷区内のバス便も充実している上、首都高速道路や環状7号線が走り、アクセス至便な立地です。駅前の商業地域には古めのマンションが多く、平米数は40㎡〜50㎡程とコンパクトなものが中心。多くは246号線沿いに建つマンションですが、その分高層階の物件の見晴らしは良好です。賃貸でも需要の高いエリアなので、まずは自分で住んで将来貸し出したいという、若いシングルやカップルの購入者が多いのも特徴。一方、駅から徒歩10分以上離れるとファミリー向けの物件が増加。駅の南側から続く三軒茶屋栄通り商店街を抜けた先の下馬エリアには蛇崩川緑道が、北側の池尻・三宿・太子堂エリアには烏山川緑道が走り、どちらも緑道沿いには管理体制のよいヴィンテージマンションが並んでおり、狙い目です!(あやこ)
▼三軒茶屋についてはこちらも合わせてcheck!
【 #三軒茶屋 】次の時代の流行が生まれる街 / 東京茶寮
カウカモNIGHT!! -三軒茶屋編-