2018/08/22
街歩きをコーヒーと。vol.2 「清澄白河」 by cowcamo & BLUE BOTTLE COFFEE[イベントレポート]
cowcamoでは、cowcamoが大切にしている思いや世界観を知っていただくべく、ワークショップやトークライブなど、様々なイベントを開催しています。ここでは、先日開催したイベントのご様子をお届けします。
cowcamo × BLUE BOTTLE COFFEE 特別コラボ街歩き企画第2弾開催!
6月2日(土)、「街歩きをコーヒーと。Vol.2 「清澄白河」 by cowcamo & BLUE BOTTLE COFFEE」というイベントを開催しました。
「この街に住んだら、どんな暮らしができるだろう?」
そんな妄想を膨らませてもらうべく今年スタートした、カウカモとブルーボトルコーヒーによる特別コラボ街歩きイベントの第2弾です。
第1弾の中目黒に続く今回の舞台は、東京の東側、清澄白河! 数年前、まさにブルーボトルコーヒー日本上陸のニュースとともに、一躍有名になったのも記憶に新しいのでは?
今回は、ブルーボトルコーヒー日本第1号店である、「ブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェ」をスタート地点に、コーヒーを片手に清澄白河の街歩きをたっぷり満喫したイベント当日の様子をレポートします。
■ 共通するのは「街へのまなざし」?
まずは、前回と同じく、この企画が生まれた背景のお話から。そもそも、カウカモ × ブルーボトルコーヒーでイベントを開催させていただくことになったのは、「街へのまなざし」が同じだというところからなんです。
「住まいを選ぶことは街を選ぶこと」と捉え、街を住まい選びのキーファクトに据えて一点ものの住まいを紹介している、リノベーション住宅特化の流通プラットフォーム「カウカモ」。
そして、自社のロースタリーで焙煎したコーヒー豆を配送することが可能な地域にのみカフェをオープンし、おいしさを徹底的に追求し続ける「ブルーボトルコーヒー」。常に街の空気感を大切に、内装にその街の色を反映させたりと、地域に根ざした店舗を作り続けています。
その街で暮らすこと、その街に根ざした店舗を作ること。
街を大切に思う気持ちが一緒だからこそ、このコラボ企画は生まれました。
■ 前半戦はカフェパートから
当日は、カフェパートと街歩きパートの2部構成で開催。
まずは、休日の朝から多くの人で賑わう、ブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェにお集まりいただき、清澄白河についての基礎知識をつけていただくところからスタートです! イベントを開催した土曜日は焙煎機がお休みの日ということで、特別に焙煎機の奥のスペースをお借りしてイベントを行わせていただきました。
トークゲストは、カウカモ編集長の伊勢谷亜耶子、そしてブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェ カフェリーダー(当時)の海野絵里さんのおふたりです。
まず伊勢谷からは、“カウカモがみる清澄白河の街の魅力” についてお話させていただきました。
例えば、隅田川を挟んで東京駅周辺にもすぐとアクセスの良い場所でありながらも、川や緑といった豊かな自然に包まれた恵まれた立地にあること。
古くからあるもの・街の景観・空気感を壊さず、新しいおしゃれなお店が続々と参入し、両方が自然と馴染んでいるということ(街の空気感はそのままに、新しいものがきちんと入り融合している街って、実は珍しいですよね)。
ここ数年、今アツい街と言われることが増えた東京の東側。清澄白河はその東側人気のきっかけを作った街であることなど。
このエリアへの愛ゆえに、渋谷とは別にもうひとつ家を持って2拠点生活がしたい! とよく話している伊勢谷から、清澄白河の魅力をたっぷりとお話させていただきました。
▽清澄白河の街の魅力については、こちらの記事も参考にどうぞ。
【 #清澄白河 】緑と水とサードウェーブコーヒー! 人と文化がつながる、居心地のいい街
続いて、海野さんからは、“ブルーボトルが清澄白河に出店した理由や、街の変化” や、ご実家がこの辺りで地元民だからこそ知る、清澄白河の街の魅力などについてお話いただきました。
ここ、清澄白河ロースタリー&カフェは、実は木材倉庫の跡地をリノベーションしてできています。清澄白河やその隣町の木場周辺は、その名の通り、もともと木材の切り出し場や貯木場があった土地で、天井が高くスペースがある程度広い場所が必要だったそう。そこに、同じく天井高とスペースが必要なコーヒーの焙煎所が目をつけたことで、清澄白河はコーヒーの街となっていったそうです。
また、高い建物がなく空が広く、道幅も広く、ゆっくりとした空気感が漂っているところが、ブルーボトルコーヒーの本社があるアメリカ・カリフォルニア州のオークランドに似ていたことから、日本1号店の場所として選ばれたのだとか。ちょっと歩けば清澄庭園や現代美術館があって、門前仲町もすぐな文化的な場所でもあることも、カフェを作るにはぴったりな立地だったようです。
ほかにも、開店時間には地元のおじいちゃんおばあちゃんが並ぶ街の銭湯の話、海野さんもオススメのチーズ専門店の話など、ローカルトークをたっぷりと聞かせていただきました。
・・・と、トークタイムが終わった後は、参加者の皆さまと集合写真を撮影し、カフェパートはおしまいです。
■ コーヒー片手に街歩きへ!
農園で摘まれたコーヒー豆が、カップに注がれるまでの全ての工程でおいしさへのこだわりを貫くブルーボトルコーヒー。順番にコーヒー(そしてお土産のペイストリー・メープルピーカン ブロンディ)をいただいたら、早速街歩きのスタートです!
今回もカウカモスタッフ先導のもと、4つのチームに分かれての街歩きを行いました。
まずはお店を右手に曲がり、すぐ近くの川沿いへ(ここは春は桜がとっても綺麗です◎)。清澄白河は、隅田川、小名木川など、四方を川に囲まれ、川の近くに住みたい方には堪らない立地であることを体感していただきました。
そして、硝子工房「GLASS LAB」に立ち寄りながら、以前カウカモマガジンでも取材させていただいた「リカシツ」のある方へ。リカシツとコラボ商品も作っているGLASS LABさんでは、江戸切子のグラスを実際に見せていただきました!
その後は、トークイベントでも話題にあがった、チーズ専門店にも立ち寄りながら・・・
清澄庭園の横、長屋(旧東京市営店舗向住宅)のある通りへ(素敵なお花屋さんがあるんですよ◎)。
そして、日夜イベントを行っている「リトルトーキョー」や、トークイベントに登場した銭湯、美味しいと評判の中華料理屋さんを横目に見ながら、「深川江戸資料館」がある深川資料館通りの方へ向かいます。深川めしのお店や、おでん種を売っているお店など、見ているだけでなんだかお腹が空いてしまいます。
今度は住宅街の中へ入り、ワイン醸造所や、傘専門店、保存食専門店のある方へ。住宅街の中にこだわりの専門店がすっと溶け込むように存在しているのは、この街の面白さのひとつだなぁと思います。
そして、甘い匂いに誘われながら、ポップなイラストが描かれたケーキ工場の横を通り、川が埋め立てられてできた公園の中を通って、“自然” と “歴史” を感じてみたり。
・・・と見どころたくさんの清澄白河。欲張ってあちこち散策してしまいましたが、この周辺に住んでいる方のオアシス、木場公園が見えてきたら、今日のゴールももうまもなくです!
■ 清澄白河で暮らすってどんな感じだろう・・・?
清澄白河で暮らすことを具体的にイメージしてもらおう! と、今回もゴールにはとある物件の1室をご用意。写真には写っていないですが、実は洋室からは木場公園ビューがたっぷり楽しめるお部屋なんです。視界に飛び込んでくる緑がとっても鮮やか・・・!
そして、それだけではなく、リビングには広いルーフバルコニーがついていて、一歩外に出て風を感じながらゆっくりくつろぐことも可能です。
「実際にこの部屋を買うとしたらいくらするんだろう?」「環境はとっても魅力的! だけど、私はもっとリノベーションされた雰囲気のある内装の方が好きかもなぁ・・・」「修繕積立金ってなんですか??」など、実際に物件を見たからこそ出てきた疑問や声をカウカモエージェントにぶつけながら、この街での暮らしを皆さんに自由に妄想していただき、今回のイベントは終了です。
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以上、「この街に住んだら、どんな暮らしができるだろう?」そんなテーマのもと開催させていただいた、カウカモ × ブルーボトルさんとのコラボイベント、いかがでしたでしょうか? 今回のイベントを機に、自分の住みたい街や、理想の暮らし方のイメージが少しでも具体的になれば嬉しいです。
当日の様子は、instagram、「#街歩きをコーヒーと」のハッシュタグでもご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
また、前回に続き、今回のイベントの様子も1本のムービーにまとめました! こちらも合わせてお楽しみください◎
カウカモでは、家探しのその前に、こんな街でこんな風に暮らしてみたい! そんな思いを大切にしていただきたく、これからも理想の暮らしのヒントになるような、様々な街の紹介を行っていきます。
この、ブルーボトルコーヒーさんとの特別コラボイベントは、次回三軒茶屋にて開催予定! 三軒茶屋の住み心地ってどんな感じなんだろう? 気になる方ぜひご参加くださいね◎
>清澄白河周辺に住んでみたい方はこちらをcheck!
>「街歩きをコーヒーと。Vol.1 中目黒」の様子はこちらから
>ほかのカウカモイベント情報はこちら
文・編集:國保まなみ、写真:後藤円香、cowcamo編集部