皆さま、新年あけましておめでとうございます! ちょっぴり短めな年末年始、いかがお過ごしでしたか? 2021年一発目の記事公開の前に、簡単に昨年を振り返ってみましょう。

カウカモマガジンのメインコンテンツのひとつ、お客様の物件購入ストーリーや暮らしをご紹介する「cowcamo graph《カウカモグラフ》」では20組の方にご登場いただきました。印象的だったのは、コロナ禍を受けて各家庭で新しいライフスタイルの模索がされていたこと。

また、去年も「街とマンションと私」や「街の先輩に聞く!」では様々なエリアを取材。エージェントの素顔や、それぞれの街のプレイヤーにフォーカスしました。

それでは、激動の一年を振り返る「2020年の人気記事ランキングTOP10」をご紹介していきたいと思います。果たして、2020年に一番多く読まれた記事は? 取材の裏話とともに振り返っていきましょう!

<対象記事>2020年1月1日〜2020年12月31日に公開されたもの
<集計期間>2020年1月1日〜2020年12月31日

1位:明るいキッチンで朝食を。築43年のマンションを、カウカモエージェントがフルリノベ!

第1位は、「リノベ暮らしの先輩に聞く!」よりエージェント・小田切咲樹の自邸です!

購入時は窓のないダイニングキッチンに個室が2部屋という、時代を感じさせる間取りだったお部屋を、壁から設備まで一切を解体し、ワンルームにリノベーション。施工現場にも足を運んで細かい寸法を決めるなど、デザイナーさながらの行動力で、思い描いた理想の住まいを実現しました。

こちらの住まいは景観も素晴らしいのですが、自然光がとても美しく入っていたのが印象的です。様々なお部屋を取材しましたが、いい部屋にはいい光があるように思います。

数百軒ものリノベ物件を見てきたエージェントならではの、細部にまで至るコダワリにもご注目ください◎

▼記事はこちら(2020/09/15公開)
明るいキッチンで朝食を。築43年のマンションを、カウカモエージェントがフルリノベ!

2位:“中古リノベ” のオンライン座談会

新型コロナウイルスの流行を受け、昨年から始めた新たな取り組みであるオンライン座談会。参加者の皆さまのご質問にライブでお答えしつつ、住宅購入・リノベーションのノウハウについてカウカモ編集長とエージェントが語る内容となっています。

また、カウカモでご自宅を購入されたお客さまをお招きし、購入までのエピソードをうかがうコーナーや、ルームツアーで家の中をご紹介いただくコーナーも。昨年は、12組のお客様にご登壇いただきました。

今後もこの取り組みは継続していきますので、ぜひ将来の家探しにお役立てくださいね!

▼記事はこちら(2020/09/08公開)
“中古リノベ” のオンライン座談会

3位:【 #西永福 】豊かな緑と“東京のへそ”と。控えめだけど、魅力がごろごろ詰まった街

第3位は、「街の先輩に聞く!」第69弾の「西永福」です! 住まい選びは、街選びから。そんな思いのもとずっと続けている連載です。

あまり知名度は高くないものの、井の頭線で渋谷にも吉祥寺にも15分ほど。西永福は、交通の便がいい穴場な街のひとつなんです。この地で2011年にオープンしたスパイスカレー屋「スペキエ -specie-」を営む後藤さんに、お店の成り立ちや西永福の魅力についてお伺いしました。

まだ訪れたことのない方、まずは記事を読んで、西永福の空気を感じ取ってみてくださいね◎

▼記事はこちら(2020/01/15公開)
【 #西永福 】豊かな緑と“東京のへそ”と。控えめだけど、魅力がごろごろ詰まった街

4位:【清澄白河 × プラザ元加賀 × 山口渉】

第4位は、日々お客さまの家探しをサポートするカウカモエージェントにフィーチャー! 不動産のプロがオススメする・萌える街やマンションを紹介する企画「街とマンションと私」より、【清澄白河 × プラザ元加賀 × 山口渉】です!

社内のエージェントたちからも頼られる山口の推しは、清澄白河。この土地の成り立ちや、エリアに多い大規模マンションのメリットなど、プロならではの視点が記事内に散りばめられています。

知らない街にも目を向けてみることで、案外自分のライフスタイルにぴったりフィットする場所が見つかるカモ。街選びの視点としても、とても参考になる取材でした!

▼記事はこちら(2020/02/14公開)
【清澄白河 × プラザ元加賀 × 山口渉】

5位:寝室のイメージはイタリア・マテーラの洞窟。陰影・素材感を活かした、ツクルバ建築士の住まい

第5位は「リノベ暮らしの先輩に聞く!」より、カウカモを運営するツクルバの設計部門でチーフアーキテクトを務める松山の自邸です。

仕事ではワークプレイスの設計を手がけることが多い松山が、自邸のリノベーションで意識したのは、「居心地」「陰影」「素材感」。なんと、イタリアの “洞窟住居” をモチーフにリノベを実施したというから驚きです。

自分の家だからこそ、いろいろな素材を実験してみたい気持ちがありました。

無骨なコンクリートに手仕事の跡を感じる珪藻土、美しい木目のスギ材、鈍い光を放つ真鍮。こだわり抜かれた住まいが完成するまでのプロセスは必見!

▼記事はこちら(2020/02/12公開)
寝室のイメージはイタリア・マテーラの洞窟。陰影・素材感を活かした、ツクルバ建築士の住まい

6位:【編集部より】「セブンルール」にカウカモ編集長が出演しました

第6位は、フジテレビ系列全国ネットのテレビ番組「セブンルール」にカウカモ編集長の伊勢谷が密着取材を受けたことをご報告した記事です。同番組は、各界で活躍されている女性にフォーカスを当てたドキュメンタリー。

メンバー一同、放映時は各自テレビの画面に釘付け(笑) リモート会議ツールを利用して、オンライン上で一緒に視聴するメンバーもいました。

こちらの記事ではわたしたちのサービス内容について分かりやすくまとめているので、『カウカモをもっとよく知りたい!』という方も、ぜひ読んでみてくださいね!

▼記事はこちら(2020/09/12公開)
【編集部より】「セブンルール」にカウカモ編集長が出演しました

7位:BEAMS living style 011 -住まいもファッションの一部。シンプルだけど飽きがこない、成長する家-

第7位は、「BEAMS living style」より「BEAMS living style 011 -住まいもファッションの一部。シンプルだけど飽きがこない、成長する家-」! ビームス アウトレット部ディストリビューターの醍醐さん、奥さま、愛犬のこむぎくんが暮らす住まいを訪ねました。

“家族と一緒に育つ家” がコンセプトという住まいは、もし将来子どもがふたりできた場合にも大丈夫なように、後からアレンジできるよう設計。『シンプルだけど個性があって、飽きがこないような家』として、各スペースに異なるアクセントカラーを取り入れる遊び心にも注目です! 

ちなみに、扉のないWIC内にはまるでショップのように整然と洋服が並んでいて、撮影中に『抜かり無い……』と感嘆させられました。

▼記事はこちら(2020/04/16公開)
BEAMS living style 011 -住まいもファッションの一部。シンプルだけど飽きがこない、成長する家-

8位:収納の概念を分解せよ。広い空間とデザイン性を生み出す “帯収納” の住まい

第8位は「リノベ暮らしの先輩に聞く!」より、田中邸! 建築士夫婦がふたりで設計した住まいの最大の特徴は、デザインと実用性を両立させる “帯収納” です。

居住空間をぐるりと取り囲むように引き出し式の収納を配置したことにより、74.55㎡の専有面積に対し約24.2帖もの広々としたLDKを実現。ときにはWICやクローゼットという既成概念にとらわれない、大胆な発想での家づくりも必要だということを教えてくれました。

記事では触れませんでしたが、実はエアコンはふかした壁の中に隠蔽設置されています。写真をよく見ると天井付近の壁面にスリットがありますが、そこが室内機の吹き出し口になっています。

▼記事はこちら(2020/11/29公開)
収納の概念を分解せよ。広い空間とデザイン性を生み出す “帯収納” の住まい

9位:本棚に囲まれたスペースで在宅ワーク。 ふたりと1匹がゆるやかにつながる角部屋リノベ

第9位は、「リノベ暮らしの先輩に聞く!」より、郊外でマンションを購入し、フルリノベをしたTさんご夫婦の住まい!

『どこにいても気配が伝わるように』ということを意識して設計された空間は、4LDKとして細かく仕切られていた住戸の壁をいったんすべて取り壊し、回遊できる動線の2LDK + WICに一新。住まい全体がゆるやかにつながった心地よさが魅力的です。

コロナ禍がきっかけで、フリースペースとして用意していた場所をリモートワークのために活用することになったそう。フルリノベーションで間取りを自由にデザインしたからこそ実現できたゆとり。これからの暮らし方、働き方を考えるヒントをくれました。

▼記事はこちら(2020/10/12公開)
本棚に囲まれたスペースで在宅ワーク。 ふたりと1匹がゆるやかにつながる角部屋リノベ

10位:BEAMS living style 010 -好きなテイストをMIX。柔軟に進化するインテリアを楽しむ-

第10位にも「BEAMS living style」の記事がランクイン!  ビームス アシスタントバイヤーの小林さん、奥さま、息子さんが暮らす住まいを訪ねました。

テーマがないのがテーマ…… なんて言うと、ちょっとカッコつけ過ぎなんですが(笑)。いろんな国の好きなアイテムがなんとなく集まっている感じです。

この連載企画で皆さんのご自宅にお邪魔させていただくと、“ミックススタイル” という言葉をよく耳にするのですが、小林さんのご自宅も例に漏れずそれを体現された住まい。

家具は北欧のものが好きだけど、お皿は沖縄のやちむんだったり、床にはアメリカのラグを飾ったり。洋服と一緒ですね。色々な国の良いものを集めてうまくコーディネートする仕事をしているので。

ファッションだけでなく、インテリア選びにおいてもビームスらしさが一人ひとりの暮らしに滲み出ているんですよね。バイヤーという職種柄、ひとつひとつのアイテム選びのセンスも同時に感じた取材でした。

▼記事はこちら(2020/03/04公開)
BEAMS living style 010 -好きなテイストをMIX。柔軟に進化するインテリアを楽しむ-


家にいる時間が長かった2020年は、日常を過ごす “住まい” について考えを巡らせる方も多かったのではないでしょうか。カウカモグラフの取材で多くの方が口を揃えておっしゃっていたのは、『コロナ禍を経て、どの街でどう暮らすか、どう生きたいかを見つめ直した』という思いです。

特に印象に強く残っているのが、取材先の安井さんから出た言葉。

コロナ禍で仕事の半分はリモートになりましたが、この家じゃなければ、乗り越えられなかったと思います。

それに、仕事の生産性も上がりました。これは仮説なんですけど、生活が楽しくなったからじゃないかなって。

映画を観たり、散歩に出かけたり…… やりたいことをやる時間を生むために、仕事に集中できています。仕事以外の時間が増えることで、心も健康になる。その好循環って、代えがたいものがあると思います。

これからの時代をどう生きたいかを考えるうえで、示唆に富む発言であったように思います。

2021年のcowcamo MAGAZINEは、これまでの企画の継続更新はもちろん、新しい企画のスタートも控えています。変化もありますが、「どんな街で、どんな家に住んで、どんな暮らしをおくろう?」と記事を読みながら、ぜひご自身の暮らしに対する妄想をしてみてください。

今年一年も、cowcamo MAGAZINEをどうぞよろしくお願いいたします!