第4位:賃貸か購入か/リノベについて

“家の購入=人生の山場” というイメージは、なかなか根強いもの。「賃貸の住まいから購入に踏み切るのが不安だった」という声もたくさんありました。また、未改装の物件を購入してリノベーション工事を依頼するケースでは、間取りや仕様を決めるときのプランニングに関するお悩みも。

■賃貸 or 購入、どっちにすべき!?

実は最初、家を買うことに抵抗がありました。

でも、いつか売ったり貸したりすれば、返ってくるものだなと気付いて。「賃貸で払い続けるよりはお得なんだな」って思えるようになってからは、気楽になりました。
(「30軒以上の内見で辿り着いた、“白×モルタルグレー×木” がテーマカラーの家」より/DINKS)

POINT:住まいと暮らしのプロに相談してみよう!

一般的に、適切な資金計画を立てて家を購入するのであれば、賃料を払い続ける場合よりも生涯コストは低くなります。住まいが資産になるのも、購入した場合だけ。

とはいえ、賃貸と購入には、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の状況を踏まえて相談したい方には、住まい探しについて直接カウカモエージェントに相談できるカウカモコンシェルがオススメ。

オンラインでご参加いただけるので、まだ具体的に購入したい物件が決まっていない方も、ぜひサポートを受けてみてくださいね。

■リノベって、やっぱり大変?

フルリノベーションなので、決めることも確認することも多くなるんです。設計士さんと決めたアイデアがどのように反映されているのか、見積書はどうかとか、しっかり注意してチェックをしないといけないのは大変でした。
「american middle class home」より/DINKS)

POINT:フルリノベには情熱と根気が必要!

住戸の壁や設備などを取り壊して、全面的に新しくするフルリノベーション。間取りや内装の自由が大きい分、部分的なリノベーション以上に、設計士さんやプランナーさんとの綿密な打ち合わせが欠かせません。

ただ、そうして出来上がったこだわりの空間を目にしたときの感動もまたひとしお。こちらの事例でも語ってくださっているように、関係者としっかりコミュニケーションを取り、いつまでに何を決めればいいのかなどをきちんと確認しながら進めることが肝心です。

「こんな内装にしたいな……」という妄想には、カウカモマガジンの事例をご参考に!

番外編! こんなお悩みもありました

■両親や親戚の説得にひと苦労……

私の叔母や父が色々心配してくれたので、細かいことを説明しなければならなくて。乗り越えたことと言えばそこですね。
「かけあい夫婦」より/DINKS)

親への報告のタイミングとかはちょっとめんどくさかったかも(笑)。もしかしたら親が何かしら考えてくれているなんてこともあるかもしれないので、報告と連絡はこまめにしといたほうがいいと思います。
「THE JOURNEY」より/単身女性)

POINT:親族への相談はお早めに!

中には、“中古” のマンションを購入するということに対して、ご両親や親戚の方々から反対に遭ってしまうというケースも。話が進んでから、いざ説得! ……というのは大変なので、購入を考え始めた段階でご相談しておくことをオススメします。

また、事前にしっかりとお話をしておくことで、「お金」の面でも支援がえられることがあるかも。住宅購入者のおよそ2割が、親族(主にご両親)から贈与を受けているというデータ(※)があります。中古住宅購入者の平均贈与額は、なんと700万円以上というから驚き!

※出典:第24回 不動産流通業に関する消費者動向調査(不動産流通経営協会)

また、住宅を購入する際の贈与は、一定の条件をクリアすることで通常の贈与や相続よりも税制が優遇されます。

・住宅取得等資金の贈与税の非課税枠
・相続時精算課税制度

などを利用できるケースでは、ご両親にとっても現金で贈与する場合と比較して大きなメリットが。具体的にお金の話をする機会はなかなか無く、また少々面倒なことかもしれませんが、きちんと向き合っておくことが大事ですね。

■ペットと一緒に暮らしたい!

一生家探しが終わらないんじゃないかと思いました。猫2匹の壁が厚くて。1匹なら飼えるところは結構あるんですけど。多頭飼いできるマンションが知りたくて、カウカモアプリのMIX(※)にして欲しいって提案したぐらいです。
「主役は猫のツマヨージ」より/DINKS)

※MIX=カウカモアプリの独自機能。編集部がテーマ別にキュレーションした「物件まとめ」を見ることができる。

POINT:カウカモアプリのMIXを活用しよう!

愛するワンちゃんや猫ちゃんと一緒に暮らしを送っているのであれば、「ペット飼育可能なマンション」は住まい探しの大前提ですよね。

しかし、マンションの管理規約では飼育できる動物の種類をはじめ、体長や体重、頭数に制限があることがほとんど。2匹以上の飼育ができる物件ともなれば、見つけるのは至難のわざなのです。

こちらのご夫婦からいただいた提案をもとに誕生したのが、「PETS! PETS! PETS!」というMIX。多頭飼いをご希望の方は、カウカモアプリをダウンロードの上、MIXをフォローしてみてくださいね(上のカバー写真が目印です)。

■子どもを保育園に入れられない……!?

この辺って保育園に入れないんですよね。案の定行きたいところには行けず、今は少し離れた保育園に通わせています。
「子どもと一緒にどこに行こう」より/ファミリー)

保育園の申込期限が決まっていたので、それまでに引っ越さないといけなくて。ちょっと時間に追われていた点ですね。
「サクラサク」より/ファミリー)

POINT:情報収集&余裕のあるお引越し計画を

ファミリーさんから聞こえてきたのは、お子さまの保育園に絡んだお悩み。

夫婦共働きが主流になった今、小さなお子さまがいらっしゃるファミリーの住宅購入には “保育園問題” が付き物です。住みたい街の保育園事情については、自治体のホームページで公表されている待機児童数などを参考に、事前に調べておきたいですね。

また、物件の引き渡し時期も要チェック! 大半の自治体では、4月入園の申請の締め切りは前年の11月まで。もしフルリノベーションを検討しているなら、前年の8月くらいまでには引き渡しが済んでいると、お引っ越し先の住民票で余裕をもって入園の申込みができそうですよ。

さいごに

中古物件購入のお悩みランキング、いかがでしたか?

不安に感じることはきっと人それぞれですが、似たようなお悩みを抱えている方の声や、どう乗り越えたのかを知っていただくことで、少しでも前へ踏み出すきっかけとなればうれしく思います。

中古マンション購入の流れやチェックポイントを一通り学ぶなら、『買い方辞典』も必見。

『カウカモ流! 中古住宅の買い方辞典』を読む

初めての住宅購入、不安やお悩みを乗り越えた先には大きなワクワクが待っていますよ!