【5】明大前

酒井が担当するのは「明大前」駅。

その名の通り「明治大学」のお膝元であるこの街。駅前から延びる「明大前商店街」には、学生と思しき若者たちの姿が目立ちます。

とはいえ商業施設や商店街は駅前や甲州街道沿いにぎゅっと集まっており、駅の南側に広がる “松原エリア” は閑静な住宅街に様変わり。カウカモでもご紹介したことがある「トーア明大前マンション」を筆頭に可愛らしいマンションも点在しています。

ちなみに鮮やかなえんじ色のこのマンション、エントランスの手前にあるレリーフがエキゾチックでとっても素敵なんですよ。

そして、そのすぐお隣にある「トーアウエストキャッスル松原」もカウカモ掲載事例のあるマンション。バルコニーのブルーの目隠しがどこかリゾート風味で可愛いですよね。

この松原エリアをさらに南下すると “羽根木アドレス” に。敷地内にプレイパークやグラウンドがある「世田谷区立羽根木公園」はとっても緑豊かで、お子さまの遊び場としてめっこり活躍してくれそうです。

カウカモではまだ紹介したことがないですが「松原タウンホーム」といった可愛いマンションも眠っていますし、少し街歩きをすれば学生街から暮らす街へとイメチェンしてくれると思います。

さ、それでは次の駅に向かいましょう。

【6】下北沢

言わずと知れた人気タウンですが、なかなかカウカモではご紹介できていませんよね? 実は “下北ど真ん中” のマンションって比較的少なく、なかなか機会に恵まれないのです。今回はせっかくのチャンスなので、張り切ってご紹介しますね!

下北沢駅は「京王井の頭線」のほか「小田急線」のふた路線が利用可能。「渋谷」&「新宿」両方にダイレクトアクセスできる利便性も魅力のひとつ。近年ではそれぞれの線路に沿って、新たな商業施設ができたんですよ。

小田急線の線路跡地に誕生したのが「下北線路街」。イマドキのショップが並ぶ商店街「ボーナストラック」や、コミュニティスペースやギャラリーを併設する保育園「仁慈保幼園」など、地域との交流起点となるようなスポットが充実しています。

井の頭線沿いに誕生したのは「ミカン下北」。自由で雑多な空気の中で、多様な文化が交差し変わり続ける、つまり “常に未完である” ことが名称の由来です。初めて訪れましたが、イカした店構えに魅了されて、歩くだけで気分が高揚しました!

最後に “下北ど真ん中” のマンションをご紹介。演劇の街 下北沢を古くから支えている「本多劇場」(筆者はお笑いライブでお世話になっています)。その上階がマンションになっていることにお気づきでしょうか?そこは、色使いやアールの意匠がレトロな印象の「下北沢ハイタウン」。下北カルチャーの中心で送る暮らし……なんて羨ましいことでしょう!

【7】駒場東大前

「駒場東大前」はsakaが担当します!

「駒場東大前」はその名の通り、駅を降りるとすぐに「東京大学 駒場キャンパス」の広い敷地が。他にも有名国立大学の付属中・高などが集まっているので、学生さんの姿をよく見かけました。

大学キャンパスのほか、「日本近代文学館」と「旧前田侯爵邸宅」を擁する「目黒区立駒場公園」があり、緑豊かでアカデミックな空気が漂います。

「渋谷」まではわずか2駅。徒歩でも20分ほどで到着できますので、大変魅力的な立地ではないでしょうか。落ち着いていて住むには静かで適しています◎

住宅街はとても閑静で戸建て中心の高級住宅地ながら、マンションも多くあるんですよ。

「東京大学 駒場キャンパス」の裏手、渋谷区と目黒区の境となる航研通り沿いにはマニアにはたまらない素敵なヴィンテージマンションがずらりと並んでいるんです。散策するだけでも楽しい♡

航研通りを歩いていると、なんとあの「FRESHNESS BURGER」の日本1号店が! 木造平屋の小さなショップから始まったのかと思うと、なんだか感慨深いですね。

駅前よりも少し離れた場所には、ひっそり素敵なお店が点在。具材たっぷりのサンドウィッチが食べられる「BONDI COFFEE SANDWICHES(ボンダイコーヒーサンドウィッチーズ)」で腹ごしらえを済ませ、次の駅へ向かいましょう。

【8】神泉〜渋谷

「神泉」駅・「渋谷」駅周辺をまとめてご紹介します!

この両駅、歩けてしまう距離(徒歩10分)にありながら「神泉」駅の出入口は細めの道路に面し「渋谷」駅前の賑わいとは違う落ち着いた印象。

実はこの “渋谷エリア” 、大通りから少し入ると閑静な住宅街が広がっていて、カウカモが取材させていただいたヴィンテージマンションも点在しています。

先に向かったのは「渋谷区南平台町」。こちらの「秀和第二南平台レジデンス」は青い瓦屋根・白の塗り壁が独特なシリーズのマンション……ですが、ただ今大規模修繕工事中! 総戸数205戸からなる大きな建物だけに工事の様子にも迫力が。

その向かいにある「南平台マンション」をパシャリ。写真右側に見える高層ビルのすぐ向こうは玉川通りです。大通りがすぐ近くとは思えないほど、この一帯は静かで人通りも落ち着いています。

お次は「渋谷区松濤」へ(18時を過ぎるともう日もとっぷり。秋ですね)。

こちらの「シャンボール松濤」は、ファサードに彫られた花がとても可愛い! 筆者、数年前に初めて訪れたときは興奮が止まりませんでした。お隣の「渋谷区立松濤美術館」を訪れた際には、ぜひ「シャンボール松濤」の愛らしさにも目を向けてみてください。

最後は「渋谷区立 鍋島松濤公園」。水車があることで有名ですが、公共トイレにもご注目を。渋谷区のいくつかの公共トイレはクリエイターがデザインしており、こちらは建築家の隈研吾氏によるもの。夜でもさすがの存在感です。


編集後記

終点「渋谷」の風景。

井の頭線行脚はこれにて終了!この沿線の大部分は閑静な住宅地、メジャーな「吉祥寺」「下北沢」「渋谷」以外はあまり知らなかったという方も多いのではないでしょうか。

とはいえ実際に訪れてみると、学生街、高級住宅地などなど街ごとにキャラクターの違いがありました。僕の歩いた「吉祥寺」〜「永福町」は、善福寺川や井の頭池から流れる神田川に挟まれていることもあり、自然を感じられる穏やかな環境が魅力のひとつ。和田堀公園で釣りができなかったのが悔やまれます……(笑)ぜひぜひみなさんも一度お散歩に出かけてみてください。

沿線エリア全体として、カウカモで紹介している古き良きヴィンテージマンションが多くあることもポイントですね。京王井の頭線は、都心へのアクセスを重視しながら、落ち着いた街に居を構えたいという方にはうってつけの路線かもしれません。

カウカモ編集部はこれからも街の魅力を発見しながら、物件情報や住まい探しに役立つコンテンツをどしどし発信してまいります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

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【過去の大忘年会・大暑気払いの記事はこちら】
・2021年 冬「世田谷線行脚」
・2021年 夏「板橋・練馬・北区行脚」
・2020年 冬 「東横・みなとみらい行脚」
・2019年 冬 「大江戸線行脚」
・2019年 夏 「銀座線13時間行脚」
・2018年 冬 「中央線14時間行脚」