cowcamoでは、cowcamoが大切にしている思いや世界観を知っていただくべく、ワークショップやトークライブなど、様々なイベントを開催しています。ここでは、先日開催したイベントのご様子をお届け!

cowcamo ClasuRoom(カウカモ暮らすルーム)vol.2 開催!

カウカモが独自の切り口で「暮らし」にまつわるゲストをお招きし、参加者に新たな暮らしとの出会いをお届けする連続シリーズ企画「cowcamo ClasuRoom(カウカモ暮らすルーム)」。

6月13日(水)に移動映画館「キノ・イグルー」の有坂塁さんをゲストに迎え、「映画 × 街 × 恋愛」をテーマにvol.2を開催しました。

実は、有坂さんと一緒にカウカモでトークイベントを行うのは今回で4回目。毎度、満員御礼となる人気コンテンツとなっています。前回と同じく、水曜日開催のためレディースデーとして企画し、たくさんの方にご参加いただきました!

■ゲスト・プロフィール
キノ・イグルー 有坂 塁さん
2003年に有坂塁が渡辺順也ととも設立した移動映画館。
東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、 無人島などで、世界各国の映画を上映している。
さらに「あなたのために映画をえらびます」という映画カウンセリングや、毎朝インスタグラムに目覚めた瞬間に思いついた映画を投稿する「ねおきシネマ」など、大胆かつ自由な発想で映画の楽しさを伝えている。
HP:http://kinoiglu.com/
instagram:@kinoiglu

▶以前、カウカモマガジンで取材させていただいた記事はこちらから。

過去のイベントレポートはこちらでお読みいただけます。→第1弾「映画で引き立つあなたの暮らし」、第2弾「映画 × 街 × 恋愛」。第3弾はイベントの紹介ページ「もっと!映画で引き立つあなたの暮らし」。

ファシリテーターは、中古物件と東京の街を愛してやまないカウカモ編集長 伊勢谷亜耶子。映画や恋愛論はもちろん、街での映画鑑賞体験に関するお話を掘り下げます。

今回のイベントのドレスコートは「好きな街のパン」。ということで、ご参加いただく方にパンを持ってきていただきました。小腹を満たしつつイベントを楽しんでもらいたいのと、パンを介して街トークしていただけたらと思い、このドレスコードを採用しました!

さまざまな街で買われたパンが、徐々に集まってくる光景は幸せそのもの! 参加者の方、登壇するふたりも思わずいろんな角度で写真におさめていました(笑)

定番のメニューから珍しい形のものまで多種多様なパンが揃い、これはもう完全に “パン祭り”!

パンを前に集合写真!

会場内にはパン屋さんで嗅ぐようないい香りが漂い、それぞれ好きなパンを持ってお腹を満たしつつ・・・。そんなタイミングでイベント、スタート!

トークテーマ①:映画と恋愛

今回はふたつのテーマを用意しており、ひとつ目は『映画と恋愛』。

「邦画と洋画の違い」「好きな人が自分の好きな映画を理解してくれないこと」「映画好き好きパーティ」などといった8つのキーワードを元に、トークが繰り広げられました。

■有坂さんにとって恋愛映画はリスクが高い?

そのキーワードの中でも本テーマで大きな要となりそうな「映画の中の恋愛」、つまり “ラブストーリー” に関するお話をピックアップ。

そもそも男子はラブストーリーを進んで見ません。男って変なこだわりがあって、恋愛は映画で見て学ぶものじゃなくて、“自分でして学ぶもの” って心のどこかで思ってるんです。そしてラブストーリーを一緒に見たあとって、どうしても恋愛論の話になるじゃないですか。そのリスクが高いです(笑)だからデートではもっと壮大なストーリーのものを選びます。でも男の子って本当に単純な生き物で、好きな子の影響や何かひとつの出来事でその考えも簡単に覆されちゃうんですけどね。

個人的にちょっとキュンとしたこのお話。男の子と恋愛映画を見たければ、“このお店でご飯食べて、この映画館に行って、ここでお茶をする” といった1日のプランのひとつとして、映画を挟むと鑑賞のハードルが下がるんだそう。

ほかにも「邦画と洋画の違い」という話の中では・・・

邦画のラブストーリーだと「好きだよ」「愛してるよ」といった言葉が出てくると思うんですけど、それを聞いた瞬間に僕は鳥肌が立ってしまいます(笑)言葉を感覚的に理解できる分、気恥ずかしい感じがしてしまうんですよね。一方で洋画の場合は「I love you」という言葉を聞いても鳥肌は立たないし、コミュニケーションの前提が違うと思って見ることができるので、その世界感をスッと受け入れられます。

意外にも有坂さんはデートでラブストーリーを見るのが苦手(笑)ということや、映画の好みが合わない時は不意打ちの体験が必要? なんてお話を聞くことができました。

そして、トークの途中では有坂さんが用意してくれた短編映画を見る場面も。ショールームで3分間の映画鑑賞・・・なかなか珍しい体験となりました。

鑑賞した映画は、有坂さんオススメのラブストーリー。

トークテーマ②:恋愛と街

ふたつ目のテーマ『恋愛と街』でも、「街も映画の主人公」「映画デートのしたい街」「映画デートしたい街」などといった8つのキーワードを元にお話をしていただきました。

■映画鑑賞は特別な体験だからこそ、前後の時間もぜんぶ大事!

「街によって変わる映画体験」というテーマでは・・・

シネコンはいろんな街にある分、どの街で見るのかも重要。映画を見るだけで終わらせず、余韻の時間をどこで過ごそうか、あの街に行くからこの服を着ようといったことまで考えると、その映画を思い出したとき “幸せに過ごした1日” まで思い出せるんですよね。

映画をどこで誰と見たかって、結構しっかり思い出として残りますよね。遅刻して序盤が見れなかったとか、「微妙だったね」なんて会話も日が経てば大体いい思い出話になりますし。街での過ごし方も含め、特別な体験として考えると映画デートって奥深い・・・!

質問コーナー!

最後は、会場に来てくださった方から事前にいただいたものと、当日付箋に書いてもらった質問に答えるコーナー。

Q1.大好きな人と別れてしまったあとに見る映画は?

別れ方にもよりますが・・・悔しい別れ方をしたなら、ガールズムービーの「デス・プルーフ in グラインドハウス」がオススメ。ストーカーのような人に女の子たちが車で追いかけられるんですが、途中で立場が逆転するんですよ。その様がスカーッと気持ちよくて。途中「うわっ」という描写もあるんですが、ラストがとてもかっこいいんです。モヤッとしたときにぜひ見て欲しい映画ですね。

Q2.有坂さんが一番好きな恋愛映画

なんだろう・・・いっぱいあるんですよ。「ビフォア・サンセット」とか、「めぐり逢えたら」「ラブ・アクチュアリー」とか王道のものも好きです。でもやっぱり「アニー・ホール」ですかね。屈折した恋愛映画です。振り切った恋愛ものが好きなんですが、この映画は細かい描写がいいんですよね。リアルな感情を描きつつ、役者も含めいろんな意味でギリギリな表現が好きですね。

お土産も忘れずに♡

前回の同じテーマで行なったイベントに引き続き、今回も有坂さんから参加者の方にお手紙のプレゼントが。中身は「キノ・イグルーが選ぶ、男を理解するための映画3選」!(選ばれた映画名は、参加者さま特典とさせていただきます♡)

以上、いかがでしたでしょうか?

ふたりの等身大なエピソードについつい笑ってしまったり、そんな映画体験があるんだと感動したり、とても楽しい時間となりました。ほかにも印象的だったのはやはり “パン祭り” を前に目を輝かせる参加者さんたちの笑顔・・・! 美味しいパンが嫌いな女性っているんでしょうか? 男性の皆さま、映画を見たあとはぜひ美味しいパン屋さんへ行きましょう。 きっとそのデートは素敵な映画体験として記憶されると思います!

次回、カウカモクラスルーム第3弾は7月11日(水)19:30〜「等身大のスモールルームで叶える豊かな暮らし」をテーマに、タイニーハウスなどで有名なYADOKARIプロデューサー相馬由季さんをゲストにお招きしております!

イベントでお会いできるのを楽しみにしております。次回も乞うご期待ください!

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>第1弾「cowcamo ClasuRoom(カウカモ暮らすルーム)」のイベントレポートはこちら。
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